誰も見たことのないエンターテイメントはだれもみたくないエンターテイメント?
だれも見たことのないエンターテイメントは、誰も見たいと思わないエンターテイメントなのではないかというのが僕の中でのジレンマになっています。前にホームレスの漫画家というキャラクターを作ったのですが、彼は段ボールに漫画を描くんです。300ページも描いたら、厚さが半端なくて誰も読みたがらない。でも誰も見たことのないマンガです。ストーリーが始まらない映画、騒音にしか聞こえない音楽、どれもみんながそっぽ向きたくなりますよね。でも新しいです。(すでにあったらごめんなさい。)でもそこに挑むのは挑戦です。
風のファイトでは、ブラインドボクシングという、パラリンピックの種目でもないスポーツを取り上げています。
主人公の風は初めてこの世界に入り、新しいことに挑戦しています。
ブラインドボクシングは視覚障がいの方のスポーツで、相手のボクサーは健常者で、首に鈴をつけているので、相手がどこにいるかわかります。
対戦相手というより、マラソンなどでの伴走者みたいな感じですね。
風はネット動画で、この新種目を広めたいと思っています。
そこでチャレンジをします。
相手の首に鈴がなくても、果たしてパンチが打てるかという挑戦です。
挑戦するというときは、まだ見ぬものにみんなが不安がりますし、失敗したら、それ見たことかという風に揶揄されます。
ですが、風は「チャレンジしているのだから、失敗ではない」といいます。そしてチャレンジを続けるのです。
誰も見たことがないエンターテイメントを、今までにない形で求めてしまうと、誰も見たくないものになってしまうのかもしれませんが、どんな形だろうとこれから誰かが挑戦して生まれるものは、誰も見たことのないエンターテイメントなんだと思うんです。
挑戦と生み出す勇気が新しいものを作るんですね。
今日は漫画作業ライブはないのですが、こちらの00:00studioのサイトからいろんな方の挑戦中が見られます。https://0000.studio/
00:00studoを始めたいかたはこちらのみじんことオーマさんの記事をご覧ください
この記事執筆中ののライブアーカイブは下のアドレスにあります
https://0000.studio/becotaro/broadcasts/c1f60761-2dcd-4c97-92a0-2ab20ff25ff7/archive
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