風のファイト作成日記、あがくことでキャラを立てる
キャラを無様なまでにあがかせると、キャラが立つんだと思うんです。
このマンガの主人公 風(ふう)はカンフーが好きで、ブルースリーみたいなヒーローになりたかったのに、
失明する病気にかかり、夢を断念。
そんな時に出会ったというか救った、いじめられっ子光太郎はボクシングジムの息子で
そこで、視力障がい者のボクシングがあるからそれでチャンピオンになれば
夢はかなうのではという。ところがジムは、経営難でつぶれる寸前。そこで
風はあがくんです。だって、ジムがなくなったら、
再び描いた夢もつぶれてしまう。
視覚障害のボクシング=ブラインドボクシングででチャレンジ動画を作り、ジムを
応援したいという人を増やし、出資してくれる人を募ろうと思うのです。
そのチャレンジとは、風にとっても試練となるもので、元プロボクサーのサクラさんに
パンチを入れること、しかも目隠しをしたまま。
期限を決めると、余計風をげかっぷちに立たせることになります。そこで
来月にはジムをしめなくてはならないとするのです。
ラストに主人公のすべての知恵を絞ったなりふり構わずが描けるともっとドラマチックになるの
ですが、まだそこは弱いかなと思っています。
作者自身が、なりふり構わずあがいていないと、なかなかかけないと思います。
もしかしたら、漫画家の締め切りは、作品をよりドラマチックにしていたりして。
今日の作業ライブアーカイブはこちら
https://0000.studio/becotaro/broadcasts/2f59d2b3-1bab-42ac-a897-751c0e2decd4/archive
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