根無し草オタクがアイドルオタクになるまで

こんにちは、ベこと申します。アイドルオタクです。

noteで記事を書くのは二度目になるのですが、何を書こうかと考えた結果、私のオタクとしての略歴をなるべく端的に書こうと思います。


オタク人生の始まりは小学3年生の頃です。ボカロというジャンルにハマり、流行り・定番のボカロ曲及び歌ってみた・踊ってみたといった派生作品も見るというのが中学生に上がる頃まで続きました。小学校低学年までは近所の子の影響で流行りの音楽(AKBなど)をよく聴いていました。

元々アニメを見るのは好きでしたが、マンガはあまり買ってもらえず、インターネットに触れるようになってからも、ネットでマンガを読むことは少なかったように思います。人生で1番古くマンガを読んだ記憶は、父のゴルゴ13です。当時は父が読むようなマンガしかありませんでしたが、今は父母姉妹とそれぞれが好きなマンガを読んでいます。ゴルゴの影響はあまり受けませんでした。


そしてボカロを聞いたりアニメを見たりが続いて中学2年生になったころ。私の中に初めて「推し」という概念が明確に生まれました。それが、アルスマグナの泉奏くんでした。アルスに出会ったのが2015年の5月頃。その当時ハマってよく聞いていたピノキオピーさんの「すろぉもぉしょん」の踊ってみたを見たのがきっかけです。YouTubeの方はいつの間にか消されていたのでニコ動のリンクを貼っておきます。


最初は「何だこの人たち」と思っていたのですが、動画を見ているうちに「ダンス上手いしなんかカッコよく見えてきたぞ…?」と。そして数か月後にはCDを買っていました。2ndの「夏にキスしていいですか?」です。めちゃくちゃ懐かしい。書いてて今懐かしくなりました。そして、アルスにハマってからTwitterで趣味垢なるものを作ってネッ友を作るようになります。ベネッセの中学講座を受けていたため、当時新しく作られた「チャレンジタブレット」なるものをゲットし、個人の通信端末を手に入れています。ここから人見知りに拍車がかかります。

アルスから離れ始めたのは2015年の秋~冬頃。既にYouTubeに上がっていたコンテンツもほとんど見終わり、また、彼ら自身ツアーなどなど色々していたので新しく動画が上がることも少なく、ライブに行けなかった私はどんどん離れていくことになります。明確に界隈を離れたのは、円盤でいうとマシュマロとサンバDEわっしょいの間くらいです。ハマっていた期間が短い割には、初めてのオタク経験だらけでなかなかに思い出が濃く残っています。

そうして次にハマったのが、むすめん。(現MeseMoa.)です。ハマったきっかけは、これもまた踊ってみたです。威風堂々の踊ってみたで気まぐれプリンスさんにドはまりします。女性らしい振り付けが飛びぬけて似合っていたぷんちゃんに圧倒的に惹かれました。当時最新の踊ってみただった泡沫サタデーナイトの踊ってみたやYouTubeチャンネルにたくさん上がっていたMV、むすらぼの動画を見る毎日でした。予約してまでCDを買ったのは、トラフィックライト。が初めてでした。こちらもまた趣味垢を作って、たくさんのオタク友達と繋がりました。私が1番好きなMVはユニット曲(自己中ズル脳)なので、シングルで1番好きなMVのリンクを貼っておきます。


これは知っている人がいたら「そんなことあったな」と懐古してくれると嬉しいのですが、むすめん。からMeseMoa.へと改名する放送があった日、新グループ名発表直後、Twitterで新しいファンネームの話が上がりました。結局は公式提示の「イルミィ」になるのですが、「めっせんばー。」というファンネームをオタクが作って、あの短時間でタグまで作っていた人がいたりしました。元々「むすめんばー。」というファン呼称で「ばー。」という略称を使っていたので、それを使い続けたかったんだと思います。積極的にそういうことを提案したり支持したりするオタクではなかったので「へ~」と思いながら見ていたような記憶があります。今となれば(というか多分当時も)、そういった動きをよく思わない人もいるのでしょうが、あの当時のオタクならではの空気感でもあったのだと思うと、そういったところはニコニコの空気感と近いものを感じます。

そして株式会社DDが設立され、最初のDDPartyツアー。このツアーの福岡2日目昼公演が、私が人生で初めて参戦した現場です。場所は福岡のエルガーラホール。キャパは600ほどでしたが、後ろの方はかなり空いていた記憶があります。初めて生で見た彼らは、とてもキラキラしていて、そこからアイドルの魅力にずぶずぶとハマっていくことになります。この公演に向けて他グループの予習をした結果、*ChocoLate Bomb!!のれおくんに沼落ちします。さらっとMeseMoa.ではにーちゃんも推すことになってます(黒髪がカッコよすぎたので)。ちなみにこの公演、最強バケーションと言う曲で客席降りがあったのですが、通路側端の席だった私の横を二番煎じさんが笑顔で駆け抜けたとき、あまりの体の大きさと薄さに衝撃を受けたのを今でもはっきりと覚えています。ソロはノックソさんだったのですが、親に遠征を許されなかった妹(紫推し)に「しっかり目に焼き付けてこい」と再三言われました。

さらっと妹が出てきましたが、妹はMeseMoa.改名後に写真集やら歌ってみたの本やらで名前を仕込んで、私が沼に落とすのは無理そうだと諦めていた頃にしれっと沼落ちしていました。今では良いオタク仲間です。

そして翌年2018年に株式会社DD初のオーディション結成グループ、パンダドラゴンがデビューします。オーディション時は別の方を推させていただいていたのですが、MeseMoa.Babies(仮)としてメンバーが決定した動画を見て、圧倒的に目を引いたのが祐矢さんでした。今年の3月でグループを卒業してしまった彼ですが、彼のアイドルに対する真摯すぎるくらい真摯な姿勢が大好きでした。何のリンクを貼ろうか迷ったのですが、敢えてライブ映像を貼っておきます。1年近く前の映像なのですが、このライブ映像の祐矢さんがすごく楽しそうで1番好きです。32:00辺りからの浮世ダイバー(事務所後輩の持ち曲)が大好きです。ガッツと野心に溢れてます。


そして時は飛んで2019年の1月20日、人生2度目の現場を迎えます。福岡CBというライブハウス。*ChocoLate Bomb!!のワンマンツアー福岡公演1部です。学生オタクでしかも開催日が日曜日だったために日帰りを余儀なくされ、2部の時間では帰り着くのが22時過ぎになってしまうことから1部での参戦を決定します。10時からの物販に間に合うように、家を出たのは7時くらいでした。

DDPartyでちょこぼの推しがれおくんに決まった私は意気揚々とファンレターを携え、前回よりも所持金を多く持ち、物販へ。この界隈はチェキくじなるものがあり、見事自引きできなかった私はTwitterで交換・買取を探し、なんとか推しのチェキをGET!!終演後物販では、ツーショットチェキを撮り、直接ファンレターも渡させていただきました。2000円で推しと1分話せてチェキも撮れるのはおつりが来るレベルでお得です。

公演自体もとても楽しかったです。ライブハウスということで距離もかなり近く、マジで目の前に推しがいました(前から3、4列目だった)。曲のリンクを貼り忘れていたので、推しセンター曲のMVを貼っておきます。


そしてだいぶ時が経って2020年。妹がふとオススメしてくれたのが、超特急の「Revival Love」でした。


ポップな曲調にポップなMV、キャッチーさと顔の良さとその他諸々に惹かれ、気づいたら沼へと足を踏み入れていました。

教えてくれた妹自体はそこまでしっかりハマりはせず、結果姉の私だけがずぶずぶと沼に沈んでいったという訳です。ちなみに私の上に1人姉がいるのですが、アイドルやダンスボーカルグループは性に合わないようでいくら仕込もうとしても沼落ちさせられませんでした。話を戻して、ドラマの主題歌にもなったこの曲ですが、妹も私もそのドラマを見ていた訳ではなく、オススメしてくれたのはたまたまYouTubeのオススメで出てきていい曲だったからだそうです。バッタマンや友達の影響でハマる前から超特急というグループがいることは知っていましたが、何人組なのか知らないし全員歌ってると思ってました。ここからとてつもない勢いで超特急を追っかけ始めます。

超特急は長いこと推しがしっかりと定まらず、一旦草村推し(タクヤとユーキ)に落ち着き、動画やら何やらを漁っているうちにリョウガさん寄りのおさなな(リョウガとユーキ)推しになりました。9月末に大学の対面授業が始まる都合で引っ越して1人暮らしになり、念願のファンクラブに入会してからは財布の紐がゆるゆるです。元々使っていたアカウントでも長らくタグをしたりして友達を増やしておらず、友達作りに億劫になっていたのですが、先日決意してEBiDAN用のアカウントを作りました。リンクは貼りません。

1つハマったら他グループにも手を出してハマるでお馴染み(?)のEBiDAN界隈、もちろん超特急だけで終わるはずがなく、次にドはまりしたのがM!LKです。存在自体はデビュー当時くらいから知っていたのですが、特に推しができるほど動画を見たりするわけではありませんでした。しかし、偶然オススメに出てきた動画でM!LKにずぶずぶとはまっていくことになります。それがこの2本です。


この2つの動画で察しのいい人じゃなくても私が誰を推しているかわかるでしょう。そう、吉田仁人くんです。天才じゃないですか?仁人くんって。

昔から基本的にオールマイティーなメンバーに惹かれる気質がありました。一部例外もある、と書くとかなり失礼な感じもしますが、それを上回る魅力があったってことです。はい。「この人の歌が好き」「この人のダンスが好き」よりも「この人推したい!好き!」が先行するフィーリング推し決めタイプなので結局スキルメンが云々っていうのは後から気付くというか後付けの理由でしかないのですが。

仁人くんってほんとにパーフェクトなんですよ。顔が良いのはもちろんなのですが、歌上手くてダンス上手くてMCができてメンバーによくいじられる愛されリーダーってそんなの推すに決まってるじゃないですか。


と、ここまで主に男性アイドル系をメインに書いてきたのですが、MeseMoa.(当時むすめん。)にハマった半年後にハロプロにハマります。むすめん。の動画を見るうえでハロプロは切っても切れないのですが、ハロプロをハロプロとして好んで聞き始めたのは2016年秋頃です。

むすめん。が踊っていたから、という理由なく初めて見たMVはこの「セクシーキャットの演説」でした。現在の娘。でいうとあかねちんの世代で、子供の頃流行ったアイドルと言えばAKB48だったので、正直ハロプロは全然知りませんでした。ましてやむすめん。のオタクになるまでアイドルを食わず嫌いしていたタイプの人間なので、誰一人メンバーの顔もわかりませんでした。

このMVを見て思ったことは「ビジュが良い」でした。曲は割と好きな感じだな~と思って他グループも見ているうちに、ハロプロが「むすめん。の本家」としてではなく「ハロプロ」として好きになりました。バラエティによく出ていたももちや岡井ちゃんのアイドルとしてのスキルの高さに感銘を受けました。ハロプロの推しは、現役メンで1番はつばきファクトリーの浅倉樹々ちゃん。OGを入れると船木結ちゃんが好きです。グループに1人は推しを作ってしまうタイプで、ハロプロはどのグループも広く推しており、どのグループを強く推しているというのもあまりありません。ただ、こぶしファクトリーの2ndアルバムは名盤中の名盤だと思っているので、曲で言えばこぶしが好きだったりします。

むすめん。にハマり、ハロプロにハマった私はアイドルへの偏見を払拭し、色々なアイドルに軽く手を出しました。まねきケチャ、二丁魁、甘党男子、ZOC、ラストアイドル etc...。どのグループもオタクと言えるほどの熱は持てずに軽く触れたくらいなのですが、曲は好きで聞いていたりします。


ということで、現在の私は株式会社DD、ハロプロ、EBiDANの掛け持ちオタクです。誰得な記事にはなりましたが、自己紹介としてここに記しておきます。

共通項が2個以上ある人は同じような趣味嗜好をお持ちの可能性が高いので、ぜひこの記事で紹介した他グループを見てみてください。そこには沼があります。


さて今日4月29日はMeseMoa.の幕張ワンマンとコント×超特急の開催日です。配信を見る準備は万端なので、始まる前に夕食の準備を済ませてきます。それでは、また。


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