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今朝の出来事

いつも朝の支度をするあいだ、ワイヤレスイヤホンで少年団の曲をシャッフルして聴いている。

今朝はなんとなく、久しぶりにそれ以外の曲が聞きたくなって、洋楽女性ボーカルのプレイリストをシャッフルしてみた。

そしたら一曲目に流れたこの曲で、壁に頭を打ち付けたくなった。でも本当にそんな事をしたら子らがビビり倒しちゃうので、歯を食いしばりながらお弁当を作った話。



まず曲の雰囲気とコードからして拗らせ感がすごい。そして私の心を射抜いたのは、サビの歌詞。


The more that you say, the less I know

Wherever you stray, I follow

I’m begging for you to take my hand

Wreck my plans, that’s my man

あなたが何かを話すたび、
あなたの事が分からなくなる

あなたが迷うのなら、
私はどこへだってついて行く

あなたに私の手を取ってってお願いしてるの

私のプランをぶち壊して、それでこそ私の男


私は学生時代にしか英語に触れていないのでこんな訳しか出来ませんが、私がこの歌詞から感じ取ったのはこんな感じ。

なぜこの詩に射抜かれたかというと、これはまさに、LA滞在中のテヒョンに感じた事、そのものだったから。

森1のグクとの焚き火のシーンや、それ以外のインタビューでも散々話していた通り、彼にとって(他のメンバーにとってももちろん)このオフラインコンサートはものすごく意味のあるものだったと思う。
(この辺りはまたちゃんと書きたい)

私はてっきり、テヒョンはグズグズに泣いてしまうか、もしくはぶち上がりすぎて(ものすごく良い意味で)イッてしまうか、そんな感じになってしまうのかな、と勝手に予想していた。だからオフコンの数日前からソワソワして落ち着かなくて、“上手くできるかな、テヒョンがガッカリしたり後悔したりする結果になりませんように…” と、当日も何か産まれそうなぐらい緊張してしまった。

でも、蓋を開けてみたら意外や意外、テヒョンはものすごく落ち着いていた。最終日こそ鼻を赤くしたり涙が堪えられない場面はあったけれど、それ以外は、ちゃんと地に足をつけて、落ち着いて、等身大の彼のまま『彼の全部をアミに与えて、アミの全部を全身で受け止めている』ように見えた。

その後のVliveでも、変に畏まったり距離を取ったり、逆に歩み寄りすぎたりせず、そのまま、等身大のままのテヒョンでいるように見えた。(これはあの2人が一緒にいてくれたことが大きいけれど)

だから、すーーごく拍子抜けしてしまった。あ、テヒョンはもうそんなステージにいるんだ。私が思っていたテヒョンはもういないのかなって。他のメンバーも話していたように、まだ夢のようで実感がないのかもしれない。今頃やっと頭から爪先までアミの愛で満たされている実感が湧いてきて、うきうきインスタしてるのかもしれない。もしくは、あれが現実だったと実感するのはまだまだ先で、その時にあらためて、バカでかい感情に飲み込まれて彼の中で大爆発が起きるのかもしれない。だけどそれは残念ながら私には分からないし、彼自身にも分からないんじゃないかな。

でも、そんな彼の様子を見ていて、この歌詞(やっと戻ってきました)、

『何か言うたびにあなたが余計分からなくなる、私の思い通りになんてならない、でもそれでこそ私の男』

まさにこれ、これが私がテヒョンを好きになった理由だって改めて感じた。テヒョンは演技がとても上手だし、彼独自の世界観と時間軸で生きているから、どんなに彼のことを見て、話していることを聞き取って、記事になったものを読み込んで、彼のほんの一欠片を掴んだつもりなったとしても、その欠片は次の瞬間シュッと消えてしまっている。


演技なのか地のままなのか

本心なのか建前なのか

熟考した結果なのか何も考えていないのか

泣いているのか笑っているのか


彼のことを考えて、感じ取ろうとすればするほどその境目を揺り動かされる。振り回される。掻き乱される。

でも、これこそが彼を好きでいる醍醐味だと思う。彼みたいな人は他にはいない。だからこそ、一生掛かっても彼の何も掴めないとしても、それでも彼に惹かれてしまう。

そう、多分、こうやって振り回されて色々考えてる時間すら愛おしいから、彼のことが好きなんだろうな。


そんな事を考えながら朝ごはんを作ったら、いつもより卵焼きがうまく巻けましたよって話でした。


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