べっち

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Z世代の言動に日々向き合う大学教員です。ゆるりと気が向いたときに更新しています。メルマガ→https://resast.jp/subscribe/228346

マガジン

  • 野球と私

    私の人生における野球との歩みをつづっています

  • 高校数学攻略への道(15年越しのリベンジ)

    引っ越しを機に、高校時代の参考書に取り組んだ軌跡をまとめています。

最近の記事

番外編 みつさんに物語を書いてもらって気づいたこと

みつさんに物語「クッキーを焼いてみたら、人生にジャイアント・キリングが起きたという話」を書いてもらったことを、きかっけに、私の人生における「野球の価値」をまとめてきた。 きっと、これからも、忘れていたことが思い浮かんでくるだろうし(この間にも、大学日本代表の選考会とか、リーグ戦連覇の優勝パレードとか、なんで忘れていたんだろうと思うくらいキラキラしたことが蘇ってきた……)、もっと別の意味づけが出てくるかもしれない。 最後に、みつさんに、物語を書いてもらったからこそ、気づいた

    • モヤモヤの大学生

      いまの大学の学生には、本当に鍛えてもらっている……。 前回も書いたことである。 前の大学の学生にとって、「当たり前」のこと――朝早く起きて、授業に来る。朝早く起きるために、前日は早く寝る。前の授業で出た課題を次の授業までにやるために、事前に予定を押さえる。事前に資料に目を通す。休んだら、授業資料をSNSからダウンロードして、内容をフォローし、自習に取り組む これがいまの大学の学生にはキツイのだ。 サボっているわけではない。習慣がないから、習慣化するところから始める必要があ

      • 高校の野球部が教えてくれたこと

        日々の積み重ねの「見えない威力」……それが、高校の野球部が教えてくれたことである。 自分史上最高の日々を積み重ねる中で、日々の積み重ねの成功体験を何度も経験する中ですっかり忘れてしまっていた出来事……。 でも、今年、目の前の学生に触れあう中で、私の原点ともいえる記憶が蘇ってきた。 差別がない世界/差別を理解できない世界 いまの大学の学生には、本当に鍛えてもらっている……。教員としても研究者としても。 私が社会的にマイノリティであっても、これまで差別に直面せずに生きてこら

        • 2023年――野球から得た経験を次世代に手渡す

          2023年1月。2022年度後期の授業の最終日が続く。 今年いつもと異なることを2つした。 ひとつは、コミュニティ型修了式 もうひとつが、「私と野球」について語って授業を締めくくっていくことである。 いつもは、つまんない顔をしている学生が、「私と野球」について話しているときには、いきいきとこちらを向いて話を聴いてくれた。 コミュニティ型修了式によって、授業の修了証をグループで相互に手渡し、集合写真を撮ったことも影響しているかもしれない…… 1年生で修了証をもらえるなんて

        番外編 みつさんに物語を書いてもらって気づいたこと

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        • 野球と私
          5本
        • 高校数学攻略への道(15年越しのリベンジ)
          11本

        記事

          いま、改めて、野球との歩みをふりかえる

          大学卒業以来、すっかり関わりが薄れた野球との距離が急に近づくときがある。 2018年と2022年 この2年がまさに、私にとって、野球との距離が近づいた年だった。 2022年、なぜか、急に私のこれまでの人生にとっての野球の意味づけの言語化が進んだ。 それは、久々に対面授業が再開して、目の前に、野球部の学生がいて、なおかつ、純粋に、高め合う場として授業に向き合ってくれる野球部の学生に出会えたことによって、久々の感覚に出会えたからかもしれない。 そんな折に、みつさんに、私

          いま、改めて、野球との歩みをふりかえる

          因数分解――文字が多い式

          今回は、文字が多い式の因数分解に挑戦します。 まずは、次数が最低の文字に注目します。 この場合は、aですね。 aを共通因数として括り出します。

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          因数分解――文字が多い式

          因数分解――おき換えを使う

          今回は、3乗の公式が使えない場合の3乗以上の因数分解に挑戦します。 この場合、おき換えを使います。 たとえば、次の通り こうすると、乗法公式を使って解くことができます。

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          因数分解――おき換えを使う

          因数分解―さあ!公式のラスボスと向き合おう

          何回かにわけてまとめてきた因数分解も、最後の3乗の公式を使うパターンに入りました。 まずはおさらい。公式を使う場合も、最初は1番の基本から。それを踏まえて、公式を使う場合の手順を整理すると

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          因数分解―さあ!公式のラスボスと向き合おう

          因数分解――ノートは目いっぱい使おう

          今回は、別の公式を使うパターンをまとめていきます。 まずはおさらい。公式を使う場合も、最初は1番の基本から。それを踏まえて、公式を使う場合の手順を整理すると

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          因数分解――ノートは目いっぱい使おう

          因数分解――別の公式を使う

          今回は、別の公式を使うパターンをまとめていきます。 まずはおさらいから。公式を使う場合も、最初は1番の基本に立ち返ります。ここが本当に肝。それを踏まえて、公式を使う場合の手順を整理すると

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          因数分解――別の公式を使う

          因数分解――公式を使う

          さて、今回は、いよいよ公式を使います。 公式を使う場合も、最初は1番の基本から。それを踏まえて、公式を使う場合の手順を整理すると

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          因数分解――公式を使う

          因数分解の基本

          さて、前回に引き続き、因数分解についてです。今回は、因数分解の基本の基本をまとめていきます。 どんな問題を見たときもこれをまずやることが重要。 でも、難しい問題になればなるほど見落としがちということです。そして、公式を使えるようになってくると、この過程を飛ばして、公式を使おうとして解けなくなるという落とし穴もあるとのことです。 その一番の基本とは、

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          因数分解の基本

          因数分解

          「複素数平面を解けるようになりたい」という夢を理系の知人の助けをかけながら、実現するproject♪ 緊急事態宣言が解除され、お互いに日常生活が戻ってきたり、TOEICの公式模試を一緒に解いたりしていたので、久々の高校数学復習講座の開催となりました(まだ中学数学復習段階であるにもかかかわらず)。 今回から因数分解に入っていきます。 因数分解とは……? 式の展開の逆を指します。 たとえば、「12の数の成分を表してください」と投げかけると…… 小学生ならば、たし算が好きなの

          因数分解

          乗法公式

          前回に引き続き、中学数学の復習です。 今回も計算を楽しむ方法を教えていただきました。 まずは、公式との向き合い方のポイント 15年も経っていると全然思い出せなかったのですが……それでも大丈夫!

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          乗法公式

          式の展開

          初回は、中学校数学の復習からでした。15年以上遠ざかっているとやっぱり忘れている……。 中学校のときに何ヶ月もかけて解いて、身体にしみこませた式の展開を、これから解きなおして、あの時の感覚を思い出したいと思います。 式の展開とともに、教えてもらったのが、計算ミスを減らす工夫。実は、ここ学校では体系的に教えてくれないのですが、数学ってやっぱり、解けてこそ達成感を味わえるもの。私自身も計算ミスによる未達成感、挫折感によって、数学への興味が削がれてきたところがあるので、数学解く

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          式の展開

          複素数平面が解けると何がスゴイのか

          引っ越しを機に高校時代の数学の参考書を見つけた。 高校を卒業して15年以上、参考書を捨てられずにいたのはひとえに「いつか複素数平面を解けるようになりたい」という想いを抱いていたから。 私の1学年下から学習指導要領の改訂によって、複素数平面は範囲外となった(その後復活したが)。文系でありながらも、数Ⅲの一部まできっちり教育してくれる高校に通えたこと。あと1年遅く生まれていたら、出会うことのなかった複素数平面との出会いを大切にしたかった15年前の私の想いを、引き継ぎたいという

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          複素数平面が解けると何がスゴイのか