ユンギさんの大丈夫
ここ数日、毎日のように祭典や授賞式がある中での色々を、少し記録しておこうと思う。
MAMA2019
12月4日、MAMAでARTIST OF THE YEARを受賞したときの、ユンギさんの言葉に
"当時は世界が壊れるように感じても、時が経てばその時を笑いながら思い返すことができる"
というような一節があった。
ユンギさんは激しいパフォーマンスの後で、足を少し引きずっているようにも見えて、瞳が光っていた。
ユンギさんの言葉は、最後に残された光のように、手を差し伸べてくれるように、存在する。それは概念だ。
もしも私に、ユンギさんと一言交わせる瞬間が訪れたとしたら、私が生きていることが正解か聞いてみたい。そんな自分勝手なこと、実際にはしないので思い浮かべることだけは許して欲しい。
私はどうしてもユンギさんに、
「大丈夫」
とそう一言言ってもらえれば、全てを挽回して大丈夫になれるのではないかと考えるときがある。
SUGA's Interlude
12月6日、公開されたのはユンギさんとHalseyちゃんのコラボ曲。Halseyちゃんのアルバムの中の1曲。
"日が昇る前の夜明けは何よりも暗いが、お前が望む星たちは暗闇の中でだけ昇るということを、決して忘れるな"
また「大丈夫」だ、大事に噛み締めた。ユンギさんはいつだってそうだ。
ユンギさんが届けてくれる言葉や音楽は、いつだってそばにいてくれる。
ぐちゃぐちゃになったとき、泣き出したくなった帰り道、全て終わりにしたいとき、眠ることをしない夜、日が昇る前の夜明け、いつだって。
"お前が望んだものとは違うかもしれない
お前が生きることも、愛することも、変わるかもしれない"
そうだ、私が生きること、変わってしまうかもしれない。もしくは、愛することも変わるかもしれない。
救い
最近「もう私のこと誰も救えないんだよ」と言ったときがあった。
本当は自分自身を救えるのは、自分自身だけだと気づいている。
他の誰でもなく、きっとユンギさんでもなく、私の呪いは私にしか解けないし、私は私として生きていくしかない。
出口のない迷路のような試行錯誤の果てにいると、それができそうにない。
それでも毎日朝がきて夜がきて、また朝がやってくる。
だから今だけは、それが直接の解決策じゃなくても、ユンギさんの「大丈夫」には救われていたい。
いつか、世界が壊れそうに感じた日々のことを愛おしく振り返れるようになることを信じて。
ユンギさんの「君は大丈夫」を積み重ねて、私はいつの日か「私は大丈夫
」に変わりたい。
お守り
彼に届く声は、彼の音楽を愛し彼の音楽に救われる人達の、優しく穏やかな本当のことだけであってほしい。
私は、彼のことを何も知らない。
どれだけ好きであってもその人の本音はその人のもの。誰も何も知らない。
私が彼らについて書いていることも、あくまで見せて貰っている姿を通して感じたことだけだ。
ファンである以上、音楽をする同志でもなければ、一対一で深く対話をしたこともない。だから彼らのことを知っているかのように断定した言葉で、誰かを攻撃したりすることは、本当に理解できない。
大好きな人には、絶対に寂しいと思って欲しくない。
ユンギさんの言葉や音楽を聴けて本当に有難いけれど、結局はユンギさんが幸せだったら、本当にそれだけでいい。
生きること、愛すること、この先のことはわからなくても、
心細くて振り向いたとき、君は大丈夫だと、微笑んでくれる、背中をそっと押してくれる、そばにしゃがんでくれる、そういう、心の中のお守り。
それが永遠に近く、長く続くことを祈っている。
それが真実であろうと、見せて貰える夢であろうと。
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