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プードルは黒が普通です!

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我が家のレッドオクトーバー。ようやくエアコンの取り換え工事が終わったのだけれど、今度は、工事業者のお兄さんが窓ガラスを割ってしまって、それの交換工事と立会いが必要になってしまった。それから、エアコンの型式が変わったことで、古いエアコンの裏側に隠れていた部分の壁紙の貼り替えまで必要に……。

いよいよ、トランプさんのSNSが正式に発表されたりしているけれど、我が家の熱いレッドオクトーバーも続いています。

事実でモノを思考できない人たち

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工事業者の人を出迎えた我が家の愛犬たち。

人懐っこい陸は、お兄さんに擦り寄る。

人見知りで目の見えない風太は、あまり気にせず食事を摂る。

凶暴な星那は、見知らぬ侵入者に吠え掛かり、牙を剥く。

そんな感じ。

見知らぬ人に牙を剥くということは、家族と他人を明確に見極めることができている証拠で、明らかに陸よりも知能が高い証拠なのだけれど、トイとミニチュアでは、賢さの種類が違う印象を受けている。

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それはさておき。

工事のお兄さんも自宅でトイプードルを飼っているそうで、こんな会話になった。

「うちにもトイプードルがいるんですけど、へえ、黒いプードルなんて珍しいですねえ」

来訪者に限ったことではない。犬たちと散歩していると、すれ違った犬の飼主さんからも、ときどき、そういうことを言われる。

しかし、犬のことを正しく理解している人からすると当たり前の話なのだが、プードルというのはもともと黒い犬種で、黒が当たり前なのだ。(白も標準的である。)

だから、あまりに頻繁にこういうことを言われると、

「プードルは黒が普通です!」

と言いたくなることもあるが、そういう発言は大人気ないし、言ったところで、相手には伝わらないので、言わないことにしている。

「そうなんですかぁ。確かに黒いプードルって、あんまり見かけませんよねえ。それに、茶色いわんちゃんのほうが可愛いですよね」と話を合わせれば、相手の飼い主さんは、ナルシシズムが満たされ、ニコニコしてくれる。散歩のときの、すれ違いざまのコミュニケーションなんて、こんなものである。(僕は誰かに見せたくて犬を飼っている訳ではないし、褒められたい訳でもない。でも、多くの人は、他人に自慢する道具として動物を飼育していて、誰かに褒められたくて、動物をそばに置いているように見受けられる。だから、自分の飼っている動物の起源や由来になんて、興味がない。)

僕から言わせると、茶色くてテディベアみたいなカットをしている仔たちのほうが珍しいプードルなのだけれど、犬に詳しくない世間一般の人たちはそうは見ない。(犬を飼っているからといって、その人が犬に詳しいとは限らない。)

あらゆる犬種には、元来、「スタンダード」というれっきとした明確な基準、規格が設けられており、色や背丈(大きさ)、カットはもちろん、体格や骨格、歯並びまで厳正に決められている。(ドッグショーで評価されるには、歩様、すなわち歩き方までチェックされる。)

そういった定義と基準を理解していれば、プードルは黒と白が普通であることがわかるのだけれど、一般の人たちは、そういうことまで興味を持たない。(最近では、茶色もスタンダード基準に入っているらしいが、いずれにしても、プードルは黒と白が、色素の高い元来の血統であることに違いはない。)

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では、世間一般の人たちは、物事の真贋を、なにで判断をしているかというと、それは、情報の多さと量である。

一般的な人たちは、多く見かけるものを普通と思い込んでしまう。これを、(Eriさんのよくおっしゃる)エコーチェンバーという。

確かに、街を歩いていて、黒や白のプードルを見かけることはない。いるのは、ほとんど、茶色いカラー(レッド)の、顔までモコモコしたテディカットの仔である。我が家のように、顔にバリカンをかけている黒いプードルなんて、滅多にお目にかかることはない。

だから、そういう犬を、散歩で毎日毎日見ていれば、自然と、それが当たり前だと思い込んでしまう。

しかし、大切なことは、どれだけ茶色い仔が多く流通しようが、厳格に定められたプードルの「スタンダード」が揺らぐことはない。(明確な定義がある以上、どれだけ亜種が増えても、それを普通や一般的とは呼ばない。)

これは、今の捏造ウィルスや無駄マスクの着用強制に対する、世間一般の受け止め方と同じだなと思う。

テレビなどのメディアで、毎日のようにウィルスの恐怖を刷り込まれ、マスクには効果があると言われ続ければ、ほとんどの人は、それが事実であると思い込まされてしまう。謎の新薬ワクチンに効果があると報道されれば、みんな、嬉々として接種してしまう。(トランプは悪い奴だという印象操作の情報をたくさん与えられると、本当にトランプさんが悪い奴だと思い込んでしまう。)

マスメディアを利用した大衆洗脳というのは、情報の量によって成されている。まさに、嘘もひゃっぺん吐けば本当になる、の手法だ。

しかし、ここでも大切なことは、テレビでどれだけ、もっともらしい情報(本当っぽく聞こえる嘘)を流そうが、事実は絶対に変わらないということ。

捏造ウィルスは、メディアが煽り立てているほど怖いものではないし、マスクにも感染症の予防効果はない。治験中の謎ワクチンの効果や安全性も、再現性はまったく保障されていない。

それらを明確化している基準は、当然、RCTなど、エビデンスレベルの高い科学である。

しかし、多くの人は、そこまで興味を持てない。知ろうともしない。

自分の飼っている犬のことさえ、詳しく知らないし、興味も持てないのだ。

当然、ウィルス学や細菌学、薬学、免疫学、物理学など、到底理解できるわけがないだろう。

(そんなレベルだから、ひとんちの窓ガラス割っちゃうんだよ、はUYの毒舌ですか?笑)