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あの人にだけは頭に血が昇る

目を見て話したくない血のつながった同居人がいる。

祖父。

戦争に青春を奪われた世代。

歴史をやっている人間からすれば、尊敬に値すると思っている。しかし、頭の固さ、プライドの高さゆえに何を答えようが二言目は否定、心の奥底から湧き上がる嫌悪観が吹き出し、今日はこっちが怒り狂ってしまった。

きっかけは通信関係のこと、私の方が事情をわかるはずで、逐一調べてことを説明し、私より詳しい親に確認したといっても信用しないことに、感情的になってしまった。

この年になっても反抗期、腹がたってしょうがない。

流せばいいが、ヒートアップしてストレスを直接相手にぶつけようとする。その様は、自分が未熟な大人だと感じる。

この年になっても、自分が理論をすべて理解しないとすまないという心持は素晴らしいものだが、説明しても、一度相手が言ったことを「なるほど」ではなく、一言目で「でも」と返す老人にはなりたくないと、つくづく思う。

ろくに話したくない。会話したくない。そう思われないように、どれだけ年齢が下でも、相手の言ったことを一度飲み込む器量を兼ね備えたい、そう思う。

遊牧社会のように、老人たちは立場をもつものじゃない。力が劣っていくことに謙虚であってほしい。私もそうありたい。

弱者の理論で、もっとも命の価値を優先されるべき存在だとおごるな。

命の限り働く医療従事者より、自分たちがワクチンを早くうてるとなっても、ワクチンを医療従事者に差し出さないのが、彼らだ。

差別はだめ、加熱しました。

今日は未熟な感情投稿。


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