見出し画像

眠気を誘うかも?しれない『絵本たちのをご紹介』


「おやすみ」の時間、この時間はパパやママの試練(笑)の時間でもありますよね。
子育てをしているパパやママの悩みの種の一つである「寝かしつけ」。
なかなかすぐに寝てくれない子供、子供を早く寝かせようとするパパママ。
もはや我慢大会(笑)。
この我慢大会、ではなく、寝かしつけの時間をどうせなら親子で楽しくハッピーな時間にしたいものですね。
眠りについたお子さんが楽しい夢を見られるように、眠る前の親子の時間が大切な思い出の宝物になるように。
そこで、素敵な絵や言葉で心地よくさせてくれる寝かしつけにオススメな絵本を 5 冊ご紹介します。
ただし、ご紹介する絵本で全ての子に眠気を誘うかどうかは分かりません ... 悪しからず。

画像1


●[おやすみ、ぼく(]オーストラリア)
文:アンドリュー・ダッド(オーストラリア)
絵:エマ・クエイ(イギリス)
訳:落合 恵子
出版社:クレヨンハウス
*オラウータンの子が自分の足やおしりなど体のあちこちに「おやすみ」の言葉をかけ、
「ありがとう「」明日もよろしくね」と優しく毛布をかける、ほっこりさせられるあたたかい絵本です。
自分にしかも自分の体の一部に感謝するなんて、ほんとぬくぬくあたたかいお話ですよ。
2006 年オーストラリア・ストーリータイムブック賞受賞。

画像2


●[パパとママのたからもの(]イギリス)
文:サム・マクブラットニィ(イギリス)
絵:アニタ・ジェラーム(イギリス)
訳:小川 仁央
出版社:評論者
*こぐまの 3 兄弟はいつも「せかいでいちばんかわいい、こぐまたち」と親ぐまから言ってもらっています。
でもある日、こぐまが気になりました「。いちばんて、いったいだれがいちばんなんだろう?」
そこで親ぐまに質問をしました。さぁ親ぐまはなんて答えてあげたのでしょうか。
兄弟のいる親御さんならとても気になるお話ではないでしょうか。
会話中心のお話でふっくらとした優しさに包まれた絵本です。
愛情たっぷりに伝えてあげることで子どもたちは安心して眠ることができると思います。
同じコンビの絵本「どんなにきみがすきかあててごらん」もオススメですよ。

画像3


●[おやすみなさい おつきさま(]アメリカ合衆国)
文:マーガレット・ワイズ・ブラウン(アメリカ合衆国)
絵:クレメント・ハード(アメリカ合衆国)
訳:せた ていじ
出版社:評論者
*なんだか不思議な雰囲気の大きなみどりのお部屋の中で子うさぎがベッドに寝ています。
子うさぎはベッドにもぐり、部屋に置いてあるもの一つずつ「おやすみ」と言っています。
月明かりに照らされた明るい部屋は、ページをめくる度にほんの少しずつ薄暗くなっていきます。
この絵本はお話も素敵ですが、ぜひ絵もたくさん見せてあげて欲しいです。
親子で一緒にお部屋のものに「おやすみ」と挨拶していくと、お部屋の世界が夢の世界へと繋がっていくような、
そのまま仲良く「おやすみの時間」へと誘ってくれそうな絵本です。
オバマ元大統領が初めて読んだ本として紹介した有名な絵本です。
1/2

画像4


● [しずかなみずうみ](日本)
文:山崎 優子
絵:山崎 優子
出版社:至光社
*山奥の静かな湖。そんなひっそりとした静寂な湖を小さな子どもがそっと小舟を漕ぎ出します。
この絵本はなんとも言えない深層心理の風景のような、時間に追われる世界から抜け出し立ち止まれる世界に入れる絵本だと思います。
まったりゆったりな心地ですかね。
どちらかというと、大人がまったりできる絵本かもしれません。

画像5


● [ふゆのはなさいた](日本)
文:安東 みきえ
絵:吉田 尚令
出版社:アリス館
*初めての冬を迎えたこねずみが池のそばで泣いていると、「泣くのはやめてよ」と一匹の金魚が顔を出しました。
.......... これ以上は紹介しません(笑)。
優しい絵と心暖まる物語をじっくり味わってください。そして、深い余韻に包まれながら本を閉じてください。
そこに現れる背表紙に ... カバーの折りを広げて絵にして見てくださいね。
暖かい気持ちになって穏やかに眠れる絵本だと思います。
今回は以上です。
眠気を誘うかも?しれない絵本というより、心地よくなる絵本を少しですがご紹介しました。
寝る前のひととき、親子で心地よい時間をすごして素敵な夢を見られたら朝気持ちよく起きられそうですね。
まだまだ世界中に素敵な絵本がたくさんありますので次の機会でご紹介します。
また、この絵本が良かったよとかオススメの絵本があればぜひ教えてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?