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チキチキスプーンレースの様相を呈してきた、私のコンセプトと生卵のウィッシュの話

こんにちは。
あるいはこんばんは。
べべと言います。

今回は、自問自答ファッション教室おかわりからの、生卵ウィッシュリスト問題について話してみたいと思います。
ちょっと自分でもまだ困惑しているので、
自分のためにまとめていこうと思います。
もうだめだ、頭の中が忙しすぎて、一旦どこかに預けたい。

宜しければ、お付き合い下さい。

自問自答ファッション教室おかわり🍚

2024年6月。
私は自問自答ファッション教室を再受講しました。
前回受けたのは2023年1月なので、1年5ヶ月ぶり2回目の受講となります。

自問自答ファッション教室についてはこちら👇️👇️

私は、1セット目の制服化は済んでいるものの、次なる2セット目をどうしていいか、悩んでいました。
というのは、コンセプトがいまいちしっくりきていなかったからです。
特に職業のところ。

2023年1月の教室で授かったコンセプトは、
余裕があって本質的でロマンチストで自然体なクリエイター
その後、ごちゃごちゃと付け足したりしていますが、これが大まかな本体です。
「余裕があって本質的でロマンチストで自然体」
これはめっちゃしっくりきてる。
「クリエイター」部分が永遠に謎でした。
私は一体何をクリエイトしたいんだろうか…?

最初のうちは、「自分自身をクリエイトしていく気持ちでファッションに向き合ってみよう!」と、
あちこちで試着をしたり、妄想クローゼットを作ってみたりして、
でも結局、たまたま行った百貨店で見つけたワイズのシャツワンピをほとんど直感で購入したり、(でも一応伏線回収はしてる)
そのワイズのシャツワンピに合わせるために、演歌バッグを購入したり、(その結果、月給と同じくらいのお金を飛ばしたり)していたわけです。

そしたら、次はその服やバッグを持って、
コンセプト行動をしていくターンです。

さて、「クリエイター」の私は何を作るのかしら…

それがずーっとあやふやなまま来てまして、
noteは何とか月1ペースで書いていましたが、
「このままでいいのかなぁ」と、漠然とした不安がありました。
書いてても満たされない。
それが本当に不安で、不満でした。

自問自答ファッション教室を初めて受けてから約1年後、
2024年のお正月に、あきやさんが自問自答ファッション教室の募集をかけていて、
最初は、スルーしようと思っていました。

既に1回受講している私が受講の枠を1つ埋めてしまうことは少し心苦しいし、
コンセプトの問題は自分の内面の問題のような気がしているし、
正直、ファッションにはそこまで困ってない。
自慢の制服1セットは出来てる。

うーんでも。
どうしよう…
自分の内面のことだけど、
あきやさんに手伝ってもらえるかな…

「ファッションのことを聞けよ!!」と思いながらも、
「外れたら外れたで、タイミングじゃなかったってことだな」と、申し込む決断をして、受講の流れとなりました。

(そんなことよりあきやさんと話してえや!という気持ちも多分にありました)

1年5ヶ月ぶりに受講した自問自答ファッション教室は、
以前よりパワーアップしていて、たくさんの気付きがありました。
普段モグラ活動をしているし、初対面の方々の前だと、何故か自分の心のうちを正直に話せることもありました。
そしてあきやさんが、たくさんの前向きな言葉をかけてくださるし、自分が思ってもみなかったところを「めっちゃいい!」と褒めてくれるし、
受講して本当に良かったです。
1回目も楽しかったですが、ある程度自分が分かった状態で参加する2回目、とっても有効でした。

あきやさんから事前の宿題として出された、
「お金の心配がなければやりたいことは何?」
については、その数日前に、
私っていつでもどこかに出掛けたいと思っているな〜と、気が付いていました。

事前に送ったアンケート
「制服化をしてどんな気分で過ごしたいですか?」
に対して、
「楽しく、軽やかに、ウキウキと、どこにでも気後れせず出掛けていきたいです」
と回答していて、それともリンクします。

「あ〜なんか出掛けていきたいんだな〜」ということが分かりました。

私は変化が苦手(というか居場所が変わるのが嫌)なんですが、だからこそ一瞬の煌めきみたいなものを求めているフシがあって、
「何処かに出掛けて行って、非日常を体験したい」と思っているんじゃないかな。
自分も他人も驚かせたいんだよね。

そんなこんなで誕生した新コンセプトが、
かっこよくてロマンがあってセンスがあるレア体験をしてみんなを驚かせるエッセイスト
でした。

これは、本当にやりたいことを端的に表している素敵なコンセプトで。
東京駅の上とかに住んで、身軽に新幹線に乗って、あちこち出掛けていって、自分が体験したことがないこと(ここは自問自島なので自分が体験していないことはすべてレア体験!)をワクワクと体験して、それを世の中にエッセイとして還元して、少しばかり驚いたりワクワクしてもらったりする。

私と切っても切れない趣味に「イラストを描く」ことがあって、
あの頃、美術系に進んだ友人たちが軒並みその趣味を手放してしまっている中、
自分だけが続けていることはちょっとだけ誇らしく、
でも、続けることは本当に大変だったので、
ずっとやっていた同人活動を今はお休みしています。

エッセイストなら、イラストエッセイを書いてもいいし、
案外文章を書くのも嫌いじゃないし、
すごく良い職業〜!

「楽しいことをしたよ日記」を書くという宿題をいただいたりして、
ああ〜自問自答ファッション教室に参加して本当に良かった!

と、ここでキレイに終わっていれば、良かったのですが…


生卵のウィッシュリスト問題

最近話題の。
ムーンプランナーさんのマシュマロで出てきた、
「ウィッシュリスト書けない問題」に紐づいて、「生卵ゆで卵煮卵のウィッシュリスト問題」というのがありまして。

ムーンプランナーさんについてはこちら👇️👇️


あの…この生卵ゆで卵煮卵のウィッシュリストについては、ムーンプランナーさんの有料記事が分かりやすいので、こちらを見ていただきたく…

「生卵のウィッシュ」は、私は、自問自答ファッションにおけるコンセプトと似たようなものかな、と解釈していまして…
本当に目指すのは大変だし、だいそれた願いすぎるけど、でも切実に求めたいもの。求めざるを得ないもの。

そう解釈した私は、X(Twitter)で、こう呟いていました。

チヤホヤっていうのはちょっと表現がアレかもしれませんが、
つまり自分がアウトプットするだけではちょっと物足りなくて、
出来れば何かの賞を取ったり、時の人になってインタビューを受けたり、
そこまで行かなくても、イイネをちょっとばかしもらえたり、
そういうのが欲しいんですよね。
そう思っていました。

そして、その後「チヤホヤされたい問題」というムーンプランナーさんのスペースが配信されました。

こちらのスペースと、ポストから、
自分の「チヤホヤ欲」はどこから来るんだろう…?
と、考えました。

この日、私は、台東区デザインビレッジで開催された、ビレッジサマーパーティーに参加して、
それこそ少しチヤホヤされて、
楽しかったな〜と余韻を味わっていました。
このスペースが配信されたのは、その帰り道のこと。
自宅までの夜道を歩きながら、
片耳イヤホンでムーンプランナーさんのお声を聞いていました。

行動は…制限されていたことはなかった、と思う。
それでも、良い子でいることは求められていたと思う。(求めない親っている?すごく普通のレベルで求められていたと思う)
あぁ、でもだいそれた望みは持たないようにコントロールはされていたのかもな…(なにせごくごく平凡な一般家庭です)

ムーンプランナーさんが問いかけます。
チヤホヤされた、その先は?

その先か…
うーん確かに。
ずっとエッセイ書き続けるかな?
いやもちろんそれも良いんだけど…そこまで心が踊らない感じがするな…?

本当は気付いていました。
チヤホヤされたいって、あんまり健全な欲ではないってことに。
本当は、自分が何かするだけで、満足できる何かがある方が良いってことに。
自分自身で埋めることが出来ない満足の代わりに、チヤホヤを求めているってことに。
(分からない、場合によっては必要かもしれないけど、今の私にとっては…いい影響にならない気がするな…)

先日出掛けたスクウェア・エニックスカフェで、
壁に展示されていた、FF6のオペライベントの絵コンテを見て、
「本当は、こういうの、作る人になりたかったんだよなぁ」
と、しみじみ思ってしまいました。(X(Twitter)でも呟きました)

その昔、中学1年生の私は、初めての三者面談で、「ゲームデザイナーになりたい」と担任に伝えたところ、
「ゲームデザイナー…当たれば億万長者だけど、外れたら一生苦労するぞ」と返されて、
結構面食らってしまいました。
そしたら現実的に考えるしかなくなったし、じゃあ、ゲーム機作る方、それの部品でも良い、なんていう発想になって、
工学部に進学したりしました。
今も、ゲーム機じゃないですが、部品作るメーカーで働いていたりします。

うーん、じゃあ、ゲームデザイナーになりたいの?
ゲーム作ったら満足?

それもなんか違う気がする。
私、ゲームは嫌いじゃないんだけど、苦手なので、自分じゃ殆どやらないし。

私はなんでゲームデザイナーになりたいと思ったんだっけ?

FF6の設定資料集を見たり、Vジャンプの記事を読んだりして、
ゲームに出てこないようなキャラクターの細かい設定まで決まっていることに驚いたし、
こういうのを考える人になりたい!と思ったのが最初。

それから、凄く凄く楽しい思い出として残っているのが、
従兄弟と2人で、祖父の営んでいた電気工事会社をモチーフにした5人組の戦隊ヒーローの設定を考えたこと。
武器とか必殺技とか、はたまた普段の趣味とか、そういうのを細かくレポート用紙にしたためた夜のこと。
(敵の設定を考え始めたらやたらと凝り始めてしまって、魔の左官屋・GOROとかブラック大工・GENさんとか海外からの刺客ウォーターロードマスター・ジョン・fromカナダとかをケラケラ笑いながら考えた)
付き合ってくれた従兄弟も大概だな!(笑)

でも、これは今でもたまに思い出してはニコニコしてしまう、本当に楽しかった思い出なのです。
この夜考えた設定はどこにも出したことがないけど、ただのレポート用紙の束だけど、20年以上経った今もずっと大切で、捨てられない。
なんで今まで忘れていたんだろう。
間違いなく、人生で一番楽しかった夜は、この夜だったのに。

あぁ、もしかしたら、私が体験したことを伝えるエッセイじゃなくて、
何か全く新しい、ゼロから考えた物語、
それを考えきって、何か形にしたら…?

今まで同人活動はしていましたが、
いわゆる二次創作ばかり。
ゼロから物語を作る、一次創作はやったことがありませんでした。
そもそもアイディアがないし。
二次創作と一次創作の間には大きな壁があって、それを乗り越えるパワーが、私にはありませんでした。

うわぁ、そこかぁ…
たぶん、私は、そこに執着している。
物語を生み出すことに。
ゼロからイチを生み出すことに。

ムーンプランナーさんのスペースが終わって、
お風呂に浸かりながら、
純粋にそれを形にしきったら、本当に私は満足してしまうかもしれない…
と気が付いて、私はちょっとゾッとしてしまいました。
なんだかすごく怖くなりました。
今まで見ないことにしていた部分に、強烈にスポットライトが当たってしまったような。

そしたら小説とか漫画とか?
書いたら満足するのかな?
それもどうなのかな…
自分の絵や言葉で表現したいとか、そういう感じでもない気がするな…
なんかこう、物語の根幹を構築していく作業…

シナリオライター…?

あっっっっ…
すごく…すごく近いな…?

でもどうしよう、
すごく怖い。

やったことないよ。
やれるかどうかも分からないよ。
どうやるのかも知らないよ。

うわぁ〜!!
こんなヤワヤワな生卵、私持ってらんないよ!!!
割れちゃうよ!!!

いや、無理無理無理!!!
割っちゃう!!!

でもせっかく探し出した生卵だし…
いったん…こちらに陳列しておきますね…
持てそうになったら、もう一度持ってみることにして…
なのであの…一旦ここに置かせて…

あぁ。大変なことに気が付いてしまったなぁ。
今はまだ料理の仕方も分からないし、
そもそも私にとっては持つことすら難しい、
ちょっと怖怖した生卵が見つかった話。

自問自答ファッション教室でも、何だかんだ私はまだ心の鎧を纏っていたのかなぁ。
「エッセイスト」ね、とっても良いと思ったのにな。

一次創作どころか、最近は二次創作も覚束ない感じですが、
JJFオンリーイベントがあったり、
FF6の30周年の非公式の記念誌があったりと、
ここにきて何故か心惹かれるイベントがいくつかあり、
強制的に締め切りが設定されています。

まずはこの辺りからね、肩慣らしさせていただいて…

たぶん、この生卵、一生かけてやっていく感じになるんじゃないかなぁ…

でもお出かけはお出かけで好きなんだよなぁ。色んな体験はしたい。
と思ったら、その答えは、ビレッジサマーパーティー1日目のインスタライブにありました。

有り難いことに質問させていただく機会があって、
「クリエイターさんたちの創作のスイッチが入る瞬間」を聞かせて頂いたのです。
その回答に、皆さん、やはり日頃から色んなインプットをされていて、
特にIBAMOTO HONTENのあやねちゃんさんが、
「出掛けないことには始まらない」と仰っていて、
「そっか!なら出掛けちゃお!☺️」と、思いました。
何でもかんでも自分の内側から出さなくてもいいのかも。
あ〜創作のためのフック探しのお出掛け?なんだかかっこいいね☺️
やってること同じなのにね。
(そしてこの質問した時には生卵チヤホヤ問題には気が付いていないのに恐ろしく早い伏線回収だなまったく)

そういうわけで、自問自答ファッション教室で出会った新しいコンセプトからの、
ムーンプランナーさんのマシュマロやスペースで出会った生卵のウィッシュの話でした。

まだちょっと決意表明とまではいかないので、ここに置いとくことにします。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

ちなみに従兄弟と戦隊ヒーローの設定を考えて過ごした夜は、私の叔母、従兄弟にとっては実母が亡くなった夜でした。
当時の私は高校生。たいそう可愛がってもらった叔母の死は本当に突然で、私もショックを受けていましたが、実母であった従兄弟はもっとショックだったことでしょう。
8つ上の従兄弟は、働き始めて数年で、喪主であるはずの叔父がボーッとしてしまって全く動けておらず、ほとんど従兄弟が主立って動いていました。
早く休んだほうが、と勧められつつも、従兄弟は寝ようとせず、私と2人で叔母の祭壇の線香番をしながら、ケラケラ笑って、この設定を考えていたのです。
あまりに夢中になるあまり、線香が消えかかったりする危機もありました。
不謹慎と思われることもあるかもしれませんが、私はこの夜のことを本当に鮮やかに覚えていて、間違いなく楽しい思い出に分類されています。
このnote、従兄弟に読まれたら間違いなく身バレするな〜!でもまいっか!
従兄弟〜!!見ってるぅ〜??

と、ここまで書いて、
別に目指さなくてもいい、だいそれたウィッシュなんだから、色々掲げてみれば良いんじゃねーの?という気もする…
えーでも怖い。怖いね。

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