私のイカした演歌バッグを紹介するぜ
こんにちは。
あるいはこんばんは。
べべと言います。
画像は先日、私が愛して止まない地元のケーキ屋さんで食べたなんかすごいパイ生地といちごのやつです。
本当に美味しくて、さすがでした。
ただ、ナイフとフォークが出されたのですが、無事では済まなかった。
食べ方汚くてごめんね…
今回は、ワイズの色々を買ったタイミングで一緒に買った、
私の演歌バッグを紹介したいと思います。
はじめに
演歌バッグを買ったのは、ワイズと同じタイミングでしたが、
その時のnoteを改めて読み返すと、
なんか、ワイズを初めて着た、買った、そのインパクトが強すぎて、
演歌バッグの印象が薄いな?!と思ったのです。
正直に申しますと、予算の関係で妥協して買ったのでは?
という印象が、自分の中でも拭えていない時間がありました。
(めちゃくちゃ失礼です、本当にすみません)
でも、改めて自問自答してみると、そんなことは全然なかったのです。
グッチのダイアナは「やっぱりこれは置いていこう」と思った理由。
トッズのレザーバッグは「この子がうちの子だ」と感じて、購入を決めた理由。
ちゃんと、コンセプトに沿って決めていたのです。
どうも、自分は試着した時の感覚が先に来て、
「どうしても欲しい」が高まった結果、ほぼその場で購入を決め、
その後にコンセプトと照らし合わせて、「やっぱりね」となるタイプのようで…
自問自答ガールズとしては邪道な気がします…
そんなわけで、今回は、演歌バッグにフォーカスして書いてみたいと思います。
よろしければお付き合いください。
演歌バッグ入場
私の演歌バッグは、トッズのブラウンレザーマイクロです。
私ね、専門家とか、職人技とか、いぶし銀とか、そういうものにとっても憧れがあるんですよ。
でも、私、基本的に飽き性で、「広く、浅く」が得意。
これはもうズンズン推していくことに決めた私の長所なのですが、
「興味の間口が広い」
「勘所を掴むのがうまい」
「ミリしらと専門家を繋ぐ表現を見つけるのが得意」
これって、今まで私が仕事をしてきて、「人より難なく出来ていることかも」感じてきたことです。
弊社の専門家が言う難しいことを、要点を捉えて、お客様に説明できるように噛み砕いた表現をするとか、図解するとか、そう言うことが得意でした。
でもこれって、専門家・職人技・いぶし銀と対極だな〜と思うんですよね。
憧れの人を挙げても、冨永愛さん、夏木マリさん。
あと、小学生の頃から大好きな野球選手がいまして、バント職人の川相昌弘さんです。
みんな、ストイックに一点を極めていく方たち。
同時に、「私にはなれねぇな〜」とも思うのです。
そんな私が今回、トッズのバッグを選んだ理由は、そのブランドコンセプトにありました。
トッズのサイトより引用します。
はい、出ましたね。
「職人技」
ちなみに、「サヴォアフェール」も、「熟練させた職人の仕事」「匠の技」といった意味があるようです。(こちらのサイトで調べました)
演歌バッグの候補を探して、試着させて頂いていく中で、
「正直何がいいのか良くわからなくなってきたな」
と、自分にとっての演歌バッグを見失う瞬間がありました。
バッグ探しは本当に難航していて、
50種類くらいのバッグを試着に行っていたのですが、
これといった決め手がない状態でした。
そこで、各ブランドのコンセプトを調べてみることにしたのです。
その中で、このトッズのコンセプトにグッと惹かれました。
このバッグは、何を表現しているのか?
「バッグは自己紹介」だと、あきやさんは言いました。
(一年3セットの服で生きる P.94〜)
私は、自分では職人になれない代わりに、
その職人技、プロの技には、相応の対価を払って、大事に身に付けたい。
そういう人間で在りたい。
そんな思いが強くなって、トッズのバッグは、きっとそういう思いが高まって買ったのだな、と、今は思います。
トッズを試着した時、その皮の柔らかさに驚きました。
しなやかに変形し、体に寄り添ってくれる感じに、とても安心しました。
もちろん縫製も丁寧で、温かみがあって、手仕事が伝わってきます。
現在の私のコンセプトは、
「余裕があって本質的でロマンチストで自然体なクリエイター」です。
この柔らかさ、温かみは、私が肩肘張らずに自然体で持てる、最高のバッグでは?
それに、「職人技が好き」という、自己紹介にもなるのでは?
他のブランドバッグに職人技が使われていない、とは思いません。
ですが、「私が持つにはtoo muchだな」という感覚が拭えませんでした。
お値段的に気後れした部分もあります。
ですが、そのお値段も含めて、
「私がこれを持って、自然体で居るのは難しいのではないか」
つまりこれは、
「コンセプトに合わない」
たったそれだけのことで良いのではないか、と思い至りました。
「より高いバッグを買った方が良いんじゃないのか」
とか
「はちゃめちゃに存在感のあるバッグを求めるべきなのではないのか」
とか
色々考えました。
高いバッグを持てないことに少しばかりの卑屈さも感じていて、
このバッグを見つけた後も、「本当にこれで良いのだろうか」とずっと考えていました。
でも、ただただ、
「これはコンセプトに合わない」
それだけ。
自分が卑屈さを感じなくていい。
自分の目標は、「高いバッグを持つこと」ではない。
「余裕があって本質的でロマンチストで自然体なクリエイター」になること。
自然体で持てて、職人技の素晴らしさを表現してくれる、このバッグこそが私の演歌バッグだ!
胸の中心に、\ドンッ!/と落ちてきてくれました。
まとめ
購入して約1ヶ月が経った今、この子をあちこちに連れて行っています。
斜め掛け出来る長さのストラップは、十分な太さがあり、キャンバス素材。
柔らかく変形するバッグ本体と相まって、
多少ポイポイと荷物を詰め込んでも、安定感抜群に、私に寄り添って付いきてくれます。
間口がガバッと開くので、探し物もしやすく、スマホやお財布も迷子になりません。
座った時に膝の上にちょこんと乗っかってくれる、コロンとした形もお気に入りです。
たまにお出掛け中にも革の表面をなでなでします。これがまた落ち着く。すべすべ。
帰宅して、荷物を全て取り出して、保管用の袋に入れるのも苦にならないです。
「可愛いやつめ…」と言いながら、乾拭きまでしちゃいます。
衝撃先行型なので、自分の買い物に自信が持てなくなる時もあるのですが、
後から考えると、ちゃんとコンセプトに沿って選んでいるし、
こうして自問自答して、「やはりか…!来るべくして来たんだな、君は…!」
となると、より愛しさが湧いてきます。
というわけで、今回は、私の演歌バッグの後付け的な補足をしました。
やっぱり、これで良かったんだな!
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
おまけ
サブバッグも先日買いました。
Ball &Chainというところのバッグで、いろんなブランドのデザイナーさんと協力したエコバッグとのこと。
色も柄もいっぱいあってめちゃくちゃ悩みましたが、
制服を真っ黒かモノトーンにするので、サブバッグはなんか色が付いたのにしよう!
と思って、大好きなネイビーと明るいグリーンにしました。
“ファッションを楽しむ人々にとって、本当に持ちたいショッピングバッグ”
とサイト内のコンセプトに書いてある通り、
デザインが可愛く、折り畳めて、丈夫!
どちらも、紐を引っ張ると、少し巾着のような形になって、
トートバッグのように肩にかけることができます。
大きい方は、片側の紐だけを引っ張ると、もっと長くなって、斜め掛けが出来るようになります。
私、肩掛けが苦手で、紐が一生肩からずり落ちるので、これが本当にありがたい!
A4サイズも楽々入るので、収納力も十分です。
初めて見るブランドさんだったのと、ほんと、色もデザインも様々で選ぶのが楽しすぎたのでシェアします。
よろしくどうぞ☺️
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