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幸セナ離婚ノススメ

幸せな離婚のススメと表題にしましたが
決して離婚を推奨しているわけではありません。

もしも、今離婚を考えていらっしゃる方がお読みであれば
せめて幸せな離婚であってほしいと心から願う思いで
私の経験を綴ってみようと思います。


私は22歳で結婚し、24歳で女の子を、27歳で男の子を出産
40歳の頃に夫と別居、47歳で正式に離婚しています。


離婚の細かい理由は割愛しますが
私は学生の頃から結婚に対して憧れがあり
良妻賢母になることが夢でしたし
子供が巣立った後も、老夫婦ともに仲良く暮らすことを
思い描いていたのです。


でも、生きていれば人はそれぞれに成長速度が違ったり
価値観の違いも出てきます。


ともに補い成長し合えれば、それは素敵なことだけど
話し合いで解決しないこともありますし
その時々で生きていく環境が変化することは
決して悪いことだとは私は思っていません。

夫婦になったからといって
どちらかが我慢して一方に合わせる必要はないと思っています。
(結婚当初は「結婚=我慢」だと思っていましたけどね・・)
お互い自分を我慢させ、自分自身を生きられないなんてナンセンスだし
そんなのはお互いが地獄だと思っています。


私が離婚したいと思ったのは
それ相当の出来事や思いがあったわけですが
そう簡単に踏み切れたわけではなく
子供たちのことや、経済的なことなど考えると
とても自信が持てなくて、どうしても一歩前に踏み出す勇気が出せませんでした。


はじめは、離婚調停を申し立て、私の正論を主張すれば
100%私が有利なことはわかっていたし
そこでギャフンと言わせたい!とも思いましたが
でも、そういう一連のことで失う時間が勿体無いと思ったし
親権や財産分与で争うよりも


到底私が自立なんてできっこないと思っていた夫に対し
離婚後、私が最高に幸せな状況を見せることが
最高の仕返しだと思ったのです。


だから調停も裁判も起こさずに、円満離婚ということで
解決させました。


そして、私が夫と争いたくなかった理由は他にもあります。
それは、私の子供たちのことを考えたからです。


親なら誰でもそうかもしれませんが
私にとっても子供たちは宇宙一大切な存在ですし
子育てを経てきた中で、この二人が私を成長させてくれたし
子供のためなら何だってできる、超絶愛する存在です。


そして、そんな二人に出会えたのも
当たり前ですが夫がいたからです。


子供たちにとっては父親であり、その関係も壊したくはなかった。
そう思うと、いくつかあった憎しみも癒えていき
人生を共に歩むパートナーではなくなったものの


それが良かったかどうかはわかりませんが
元夫とは、いがみ合う関係ではなく
今では遠い親戚のような、友達のような存在として
ラフに付き合うことができています。


またそういう状況に付き合ってくれる元夫に対しても
ありがたいと思っています。


夫婦としての関係は崩壊してしまいましたが
元夫の仕事への情熱や細やかさの基準は高く
事業家として尊敬すべきところは今でも沢山あります。


それに、離婚に至るまでの中で
私が仕打ちと思う出来事があったからこそ
自立したいという願いが湧き出して
今の自由を得ることができているわけで。


もし離婚していなければ、狭い世界での人間関係しかなく
今ある人脈にも出会えなかっただろうし
こんなに楽しくて自由な世界を見ることもなかったでしょう。


そう思うと、安定はしていても我慢を強いられる世界から
飛び出すきっかけを作ってもらえたことは
逆に幸せだったと思います。


よく、嫌なことがあると
〇〇のせいで自分は不幸になった、と思うことがあると思いますが
   

私は、「嫌なことがあったおかげ」で
「どんなメリットがあったかな」と考えるようにしています。


私は、離婚したいと強く思うような出来事があったおかげで
それが自分自身の人生を見つめるきっかけになり
今自分らしく生きる世界を創り出すことができ
そこに立つことができています。

過去は変えられないというけれど
それが起こった「おかげで」得られたポイントに気がつけると
そのこと事態がその瞬間から宝物に変わります。


「おかげで視点」を持ってさえいれば
いつだって過去は良いものに変換することができます。


それは、過去を無かったことにすることでもないし
相手に負けを見せるということでもなく

憎しみや悲しみという執着を手放すということ。


一見、不幸と思えるようなことの中にも
たくさんの宝物が隠れていて
そのうちに一番得するのは自分だということに
気づく日が来るでしょう。

負の出来事に縛られるあまり
宝物を取りこぼすなんてもったいない!


人生を創るのは常識ではなく自分です。
結婚していてもしていなくても
自分らしく生きることが
人生最大の喜びだと思っています。

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