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「生き抜く力」とは何か

今こんにちは!ユーミンです。

今日は学生さんからにぜひ伝えたい事をお話しします。
私がよくお話しするテーマ、
「生き抜く力」です。

スタンドfmで配信しましたのでぜひ聴いてください。

聴くのが面倒な方は文章も付けていますのでお読みくださいね!

<以下、テキストです>

今日は美容学生さんに知って頂きたい「生き抜く力」についてお話したいと思います。

■生き抜く力のカギは利他的マインド

コロナ時代となり、ますます正解の見えない時代になりました。
敷かれたレールの上を進んで行けばOKという時代は終わりました。
「やりたい事をやれ!好きな事で生きろ!」そういう話が飛び交っています。
美容師は好きな事で生きる代表的な職業かもしれません。
しかし、その言葉のもう一つの意味は、自分で自分の人生を切り開け!という意味です。その為に必要なのは「生き抜く力」ではないでしょうか。
そこで「生き抜く力」についてお話ししようと思いました。

これからお話しする内容はアメリカの有名なスタンフォード大学という所があるのですが、そちらのオンラインハイスクール、オンラインだけで学ぶ高校があるんですね、こちらの校長先生がなんと日本人なのですが、その校長先生、星友ひろさんの著書「生き抜く力」に書かれていた内容を参考にしています。


まず、「生き抜く力」のカギは何だと思いますか?

競争に勝つ力、他人を押し除けても上に行く力でしょうか?
答えは違います。

答えは「利他的マインド」でした。

利他 利益の利、他人の他です。利他という言葉を初めて聞いた人も多いと思いますが、社会人になると学ぶ機会もあると思いますので覚えておくと良いでしょう。

利他は他人の利益、という事で「利他的マインド」とは他人を思いやる気持ちと理解してください。

私は「生き抜く力」が「利他的マインド」と知った時に、逆に言えば「利他的マインド」他人を思いやる気持ちを身につければ生き抜く力が付くのか」と感動してぜひ、学生の皆さんに伝えたいと思いました。

そしてもう一つが共感する力。
今は共感の時代といますが、SNSがまさに共感のツールですよね。美容師さんもよくお客様の悩みに寄り添う、という言葉を口にしますが、寄り添うも「共感」だと思います。美容師さんにも「共感力」とても大事なスキルだと思います。

また、これもぜひ知って頂きたいのですが、
アメリカの経済誌の調査で企業の大躍進を達成したスーパーリーダー達に共通していたのはなんだと思いますか?
『謙虚さ』だと解明されています。すごい人こそ、謙虚と言います。
それは私も感じています。これから皆さんがサロン選びをする時に経営者の方に会う機会も多いと思います。そんな時「謙虚」な人なのかどうか、という点もサロン選びのポイントになるでしょう。


■思いやりが生き抜く力に繋がる理由

では、なぜ、人間は人を思いやったり、利他的行動を取ることが生き抜く力に繋がるのでしょうか?

その理由を科学的に研究した方がいてその答えはとてもシンプルでした。
私たちにとって「得」だからです。

思いやりは長寿につながると言う研究報告があるんですよ!
高齢者の研究で、人助けをしている高齢者たちは人助けをしない高齢者よりも長寿になる確率が大幅に高くなることが報告されています。逆に他人との良好な関係が維持できないと、肥満や喫煙、高血圧の人よりも健康リスクが高くなってしまうことがわかっています。

他人と良好で充実した関係を維持できると、長寿の可能性が50%増大すると言うことです。人を思いやることで良好な人間関係が築けるとストレスを感じにくくなります。ストレスを減少させることで健康リスクを減少できるのです。いわば、人への献身的な行動はストレスを取り除く役割で「生き抜く力」に貢献しているのです。

※ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校のステファニー・ブラウン准教授らによる高齢者の研究による科学が出した答えはシンプルでした。


■生き抜く力を高める3つの要素

1、聞き取る力

「生き抜く力」の源泉は相手への利他的な心がまえでした。その為にまず相手を理解することが必要です。相手は今どんな状況なのか、どういう人柄か、どんな気持ちか、じっくり聞いて理解する「聞き取る力」が大切です。

2、共感する力

相手の心を感じとり何かしてあげようと思う力

3、与える力

相手を理解し心を感じとり何かしたいと思ったら相手の状況や人柄に思いを寄せて相手の為に行動する

利他的な心、思いやりを持ち「聞き取る力」「共感する力」「相手に与える力」を身に付け生き抜く力を身に付けましょう。



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