みわお

電子書籍編集者。通訳・翻訳家。デトックス教育家。鎌倉生まれ。「美葉」は美しい言の葉。そ…

みわお

電子書籍編集者。通訳・翻訳家。デトックス教育家。鎌倉生まれ。「美葉」は美しい言の葉。そしてハーブ。

最近の記事

還るところがある人にできること

著者と編集者は、共創造する。 嘘や仮面があれば、それが浅さとなって表出するだけ。 厄介なのは、人は嘘と思わず、仮面に気づかずに、生き抜くために、(作られた自分)を生きているということ。 例えば昨日。 著者と話しながら、ふと、33年前の出来事が思い出された。正確に言うと、いつも磨りガラスの向こうに見えていながら正視してこなかったある事件。 その、いわゆるトラウマとなるような出来事について、ようやく、自らの手に取り出し、生々しく血を流すその少女の傷を抱きしめて、「もう大丈夫」

    • 考える時間

      息子と久々に出かける。床屋さんに付き合い、「御飯何食べたい?」と、「焼肉」という答えを大いに期待して「ラーメン」と答えられて、ガックリしつつも、初の一風堂へ。 そこで繰り広げられる、息子のTwitter論に、ふむふむと学び、流れていたThe Beatlesにすっかりはまり、アイスを買って帰っては付属の木のスプーンがぞわぞわすることを思い出し。 夏の夜の平和な光景 母と子に訪れた静かな幸せ こんな気持ちで、何かを考えると優しくなれる。 世のが、応援

      • 旗を立てる

        旗を立てる人がいる。 世の中に必要なもの、ことを持つ人は、その道のプロであり、伝えたり広めたりすることのプロではない。 編集者、ライターは、その旗を立てて振る人だと思うのです。 「こっちだよ」と。 その旗は、山に立てるのか、海に立てるのか、お祭りの櫓に立てるのか。 旗手であるという自覚がある。

      還るところがある人にできること