排泄だけじゃない、おむつなし育児の魅力

1.非言語コミュニケーションの魅力
2.直感を信じて子育てをする
3.おむつに頼りすぎない育児は人間の土台を大切にする


1.非言語コミュニケーションの魅力


赤ちゃんの排泄に
心を寄せていると、
五感と直感を総動員させることになる。

なぜなら
言葉が話せないから。

そのうちに、
言葉の話せない
赤ちゃんの気持ちが
分かるようになってくる。

すると
赤ちゃんから返ってくる
反応が可愛くてたまらない。

そして大人は、
「赤ちゃんの気持ちをわかってあげられた」
と育児に自信が持てるようになるのだ。

言葉を話せないからこそ、
『五感と直感を総動員して理解しようとする』


これが、
おむつなし育児をしていると
自然に大人に身に付いていく。

そして私は最近、
言葉の力に頼りすぎていた
ことに気がついた。

生きていく上で
自分の気持ちを
言葉で表現することは
とても大切。

コミュニケーションの基礎だ。

しかし、
言葉を喋り始めの2歳の娘に
「泣いてたらわからないよ。
どうしたいのかお話ししてごらん」と、
しょっちゅう言っている自分がいた。

それは
確かに大切な力だが、
その前にやることがある。

大人の方から
『五感と直感を総動員して、子どもの言葉にならない気持ちを理解しようとする』

こっちが先ではないか。

娘は
おしっこもうんちも
言葉で伝えてくれるように
なっていたので、
「今したいのかな?」といった
ことに心を寄せなくて済む
ようになってきている。

だから

『五感と直感を総動員して、子どもの言葉にならない気持ちを理解しようとする』

ことを
便利な言葉に頼りすぎて
怠ってしまっていた。

まずは
気持ちを受け入れてもらうことで、
安心して自分の気持ちを
言葉で表現できるようになるのではないか。


2.直感を信じて子育てをする


この

『五感と直感を総動員して、子どもの言葉にならない気持ちを理解しようとする』

ということをしていると、
大人に
『直感的な子育て力』
がつく。

これは、
育児書・ Web ・SNS
といった周囲にあふれる情報に
惑わされずに、
目の前にいる子どもの様子を見て
自分で考えて子育てすることができる
ということ。

このように


自分の直感を信じて子育てすると、自信がつく。


これは、
おしっこやうんちをキャッチすることによりも、
オムツが早く外れることよりも、
もっともっと
子育てにおいて大切なこと。

おむつなし育児をしていると、
大人に
そんな子育て力もつく。


3.おむつに頼りすぎない育児は、人間の土台を大切にする


オムツをしている高齢者が、
オムツの外で排泄するようになると、
とても元気になる。

これは高齢者の介護の現場で多くあるのだそう。

気持ちの良い排泄とは、
気持ちよく生きるということ。

人間としての土台である
「快食・快眠」と同じレベルのこと。

おむつなし育児研究所の和田先生は、


これに「快便、快尿、受容」が加わり
「人間の土台」としている。


人間として
『気持ちよく生きる』
という土台が整っているからこそ、
知的活動が意欲的になる。

知的教育よりも、
まずは
『気持ちよく生きる』
という
人間としての土台を
しっかり育てる。

この土台は、
やがて
『自分らしさの土台』となり、
変化の激しい時代を
『自分らしく幸せに生き延びていく』
ための基礎となる。

おむつなし育児で
「気持ちのよい排泄」
をすることで、
「人間としての土台」
が満たされ、
「知的活動」に意欲的な子になっていく。

【まとめ】

1.おむつなし育児をしていると五感と直感をフル動員させて赤ちゃんを理解しようとする長い子育てにおいてとても大切な力が身につく。

2.直感を信じて子育てすることで、自分の子育てに自信がつく。

3.おむつなし育児で「気持ちのよい排泄」をすることで、人間としての土台が満たされ、知的活動に意欲的な子に育っていく。

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