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フォトコンテストを意識した撮影とレタッチ

まず最初にお伝えするのは僕のこの考え方は賛否両論あります。
1つは、撮りたいもの、作りたいものを想いのまま作るべき派
1つは、コンテストを狙って撮る、作るのは美しくない派
あるいは、その両方派。

僕は違います。
コンテスト=審査される、審査する人がいる
つまり人が向こう側にいると言う事実を重要視してます。

手前味噌ですが、僕は理系出身偏差値それなりに高く学業を終えました。
ですのでテスト対策も大得意でもありました。
テスト対策は出題する、作る教諭の性格や傾向を把握する、でした。
ひっかけ問題や勘違いを誘発する問題を好む教諭。
単純問題の正誤率をみる教諭。文章題など読解能力を踏まえた力をみる教諭。
いろんなタイプの教諭がいますが、傾向と対策は立てられます。

コンテストも同じです。
審査員のラインナップを確認し、過去選んだ作品の確認。
また本人の作品の確認、インタビューやコメントの精査。
何を見たいのか?何を選ぶのか?何を期待しているのか?
そういった内容をテスト勉強と同様、対策を立てます。

実際の出来事から参照します。
viewフォトコンというまだ3回目の若い美容師向けのコンテストです。
こちらは2回目のコンテストで僕が撮影した1枚が金賞受賞しました。

この回に限って言えば、このコンテスト用に撮影したわけではありません。
偶然このコンテストの存在を知り、テーマを確認し、
過去に撮影した作品で該当するものがないかまず探します。

僕の中で2枚該当するかな?という判断で撮ったのは僕ですが、
ヘアやメイクをした担当の美容師さんに連絡を入れました。

今回の場合はNIKOの山本ちはるさんです。

単刀直入に、こういったコンテストがあり、過去に撮ったこの1枚が
おそらく入賞狙えるので出してみては?という内容です。

そして、結果的にやはり金賞受賞しました。

そして、今回第3回目のコンテスト発表がありました。

今回は銅賞でした。

前回より下がりましたが無事受賞されました。
コンテストというのは例外なく回数を重ねると成熟しレベルが上がっていきます。
段々と狙って受賞できることは少なくなるかもしれませんが、
自身もコンテストと同じく成長していれば問題なく勝ち続けれます。

僕自身もフォトグラファーとして、美容師として
数多くのコンテストで受賞させていただきました。
恥ずかしながら日本一も4回(撮影を担当した作品含め)
、世界でも3位を頂いています。

直近ですと、WWDビューティーが開催してます
ヘアとメイクにファッション要素を取り入れたコンテスト
でもグランプリをいただきました。

ファッション業界出身という事もあり、
得意分野での勝負ができるというのもアドバンテージになりました。

最初のお伝えしたように、僕のこのコンテストに向けた姿勢と
いうのは賛否両論あります。
おそらく写真業界でもそうではないでしょうか?
ですが、その上で言わせていただければ、

結果が全てではないですが、結果を出してない人に出せる口はない

結果を出してから何か意見を言わないと誰にも届かないし響かないです。
そのために結果を求めることは重要ですし、目指すべきだと思ってます。

極々一部の作品紹介させていただきます。

JHA rising star of the year & area stylist of the year FINALIST


MILBON DS FINALIST


MILBON DA FINALIST
THA ファイナリスト
OHA Creation 部門 GRAND-PRIX
CHA creation部門 3rd
HKHA future STARaward GRAND-PRIX
TOTTA ファイナリスト
KHA オフィシャルA ファイナリスト
KHA オフィシャルB ファイナリスト
BOB 誌面コンテスト GRAND-PRIX
HKA future STAR award GRAND-PRIX
WWd designers contest GRAND-PRIX

正確な数は数えていませんが、10年間で国内コンテストで50くらいの賞は
いただいてますし、10個くらいのタイトルも取らせて頂きました。

それは前述のとうり、傾向と対策をきちんと立てると言うことをしてきたからです。

もちろん、毎回それで賞が狙えれるかどうかというと確実性はないですが、
可能性は上がります。

一回一回の撮影でかかるお金を考えると、やはり可能性を少しでも
あげたいと言うのは親心でもありどなたでもありうる事かと思ってます。

実際こういった撮影をする場合、
モデル代で最安としても50,000円〜、フォトグラファーで25,000円〜
メイクで5,000円〜、衣装で30,000円〜、etc

などなどかかってくるお金はたくさんあります。
それを基本的には毎月行ってますので年間100万や200万は平気でかかってきます。ですので少なからず可能性を高めてあげたいと思うのが
やはり立場上、気持ちとして大きくなります。

そんなノートでした。

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