良性発作性頭位めまい症のつらさ
久しぶりのnote更新。
8月最終日から1ヶ月、体調を崩して日常生活を送れない状態が続いて、なかなか大変な思いをした。そして現在もその症状が続いている。6月末にコロナに罹患して、ようやく体調が戻った矢先の出来事である。
今日はこの数ヶ月のことを綴っていこうと思う。
●突然の目眩●
8月最終日の朝、それは突然やってきた。ベッドから起き上がった瞬間、激しい回転性の目眩。
「あ、良性発作性頭位めまい症復活か。」
と判断し、とにかく遠くの一点をじっと見続けること数分間。次第に目眩が落ち着き、少し動けるようになった。
回転性のめまいが起こったときは目を瞑らず、遠くの一点を見ることで、次第に落ち着いてくるらしい。
この良性発作性頭位めまい症(以下BBPV)は、耳の中で平衡感覚に関わる耳石が剥がれ落ち、半規管に入り込み、刺激することで目眩が起きるというもの。
年一回程、まさに丁度この時期に目眩を起こしていたので、その時は慌てず対処できていた。朝イチでかかりつけの耳鼻科に駆け込み、検査をした結果やはりBBPVとの診断だった。
ただ、検査をしてみると、かなりの重症具合で、主治医も私もドン引きするレベル。こりゃヤバいなと内心震えていた。
このめまい症は、ある方向を向くと回転性のめまいが起きるケースが多く、私の場合は頭の位置を左側に向けると、めまいが激しくなることが多かった。
しかし、今回は
右→めちゃめちゃ激しいめまい
上下左→激しいめまい
という具合いで、とにかくどの方向を向いてもめまいが起こるという状態。まさに地獄。
恐らく耳の中の2つの器官がおかしくなってるとのことだった。
結局、薬の処方と、剥がれ落ちた耳石を崩すための?(もとに戻す?)リハビリを習って帰宅。
帰宅後、薬を飲み、早速リハビリ開始。
これが、もう本当に大変。めまいが激しいのに、頭を沢山動かさないといけない。
これをこなすのに1時間かかる。ずっとめまいと吐き気があるので、とても時間がかかる。
これだけでも辛いのに、処方された目眩のお薬が全然効かない!
これについては主治医も毎回言っている、あまり期待できないと。
特に緑内障持ちの私には、これ以上強い薬出せないとのこと。
緑内障あると、色々制限あるの本当に嫌になるよ…。
更に頭を高くしておかないと、すぐに回転性のめまいが起きるので、ソファの肘置きにクッションを置いて、イメージとしては↓のような状態を作った。
ただ、ヘルニア持ちの私にはとても辛い体勢。この時点で、もう今回は駄目かもしれないと、必死の思いで夫に連絡。
その後、あまりの具合の悪さで、気絶していたらしい。翌々日、赴任先から帰宅した夫が見たのは、ソファで土気色の顔をして気を失っている私の姿だった。
とりあえず、市販の(強めの)酔い止め薬を服薬させてもらい、効き始めたところで水分と栄養系ゼリーを摂取した。
そして、翌日に耳鼻科を受診し、点滴と注射を打つこととなった。
結局、このめまい症は11月10日現在も続いている。辛い…。
良性発作性頭位めまい症のつらいところ
このめまい症のつらいところは、薬の効果にあまり期待ができず、とにかくリハビリを頑張るしかないというところにあると思う。
頭を動かすだけでも船酔いのような、なんとも言えない具合の悪さが襲ってくるわけだが、リハビリではとにかく頭を色んな方向に動かす動作を要求される。
リハビリ→気持ち悪い
の繰り返しになるので、大体いつも具合が悪い状態が続いている。
更に、このめまい症は再発しやすい。
結局、発症してる時も、してない時も
・リハビリ
・ウォーキングなどの有酸素運動30分
・高さのある枕を使う
・ストレスをためすぎない
・昼寝はせず、夜しっかり睡眠を取る
・横になる時間を減らす
などして、対策していくしかないのだ。
ちなみに、11月に入り左耳の耳石が剥がれたようで、まためまい症が酷くなっている。
恐らく、息子の大怪我があり、ストレスがMAXになったことが原因だろう。
↑の対策をしてても、これだもの。本当に困ったものだ。
今の状態
現在の状態は
・頭がふわふわする。ある方向を向くと回転性めまいが起こる
・下を向く作業をすると、船酔いのような症状が悪化(スマホやパソコン作業もつらくなる)
などがある。
9月の時点では、水分摂るのが精一杯だったので、その時よりは幾分かマシなのだと思う。けれど、ずーっとこのふわふわした感じや船酔いが続くのは辛い。
早くスッキリ治ってくれないかなあ…と思いながら、今日もリハビリを頑張るしかないのだ。
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