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ヒンズー教と仏教の原風景

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フランク・ロイドです。CERN(セルン、欧州原子核研究機構)、KEK(高エネルギー加速器研究機構)、スーパーカミオカンデ、多元並行宇宙(マルチバース)間の記憶転移、縄文海進と古神…
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2021年4月の記事一覧

第三章数学と幽霊Ⅱ、第十六話 二人のアマテラス Ⅰ

「二人のアマテラス」を書くに際して、天鈿女命の存在が非常に重要になってくる。卑弥呼という祟り神としてのアマテラスと卑弥呼の宗族の娘で、卑弥呼の後継者、天皇家の直系の先祖としての臺與(トヨ)というもう一人のアマテラス、そして、臺與(トヨ)の師匠でもあった、天鈿女命。この三人の女性の絡まる物語を書いてみようと思っている。 天皇家の祟り神である「卑弥呼アマテラス」は、伊勢神宮に封印されている。古代より歴代天皇が伊勢神宮に行幸しないのは、封印された祟り神と接する必要がないのと、「卑

アルファベットの「ミッシングリンク」を解き明かす古代の碑文が発見される

なぜ「アルファベット」と呼ぶかというと、ギリシャ文字の最初の二文字、「アルファ」と「ベータ」から「アルファベット」という呼び名になったのだそうです。 「アルファ」と「ベータ」、「A」と「B」 アルファベットは紀元前1700年頃、レヴァント地域(現在のシリアからシナイ半島の地域)に住んでいたセム語族から誕生した。レヴァント人はエジプトのヒエログリフから原シナイ文字と呼ばれる文字を考案した。 と、さらっと書きましたが、アルファベットのご先祖の原シナイ文字(=音素文字)は、ヒ