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ビートルズ『Taxman』新MV公開!

まずはこちらをご覧ください。
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10月28日に、ビートルズ7枚目のオリジナル・アルバム「Revolver」のスペシャルエディションが発売されるのに先駆けて、同アルバムのオープニングナンバーである『Taxman』の新しいMVがYouTubeで公開されました!

以下、感想を書いていきます。



まず思ったのは、「Revolver」っぽさが出ているなぁ~ということです。
というのも、このアルバムではビートルズは実験的なサウンド作りに手を出し始め、逆回転などを多用していることから、少しサイケな雰囲気がアルバム全体に渡って漂っています。
そして、このMVでも、色使いなどで「サイケデリック」を感じるような仕上がりになっています。絵柄も、少し「Yellow Submarine (1968年公開のアニメーション映画)」に近いような感じがして(個人の感想です)、ビートルズへのリスペクトを感じました。


また、一部の歌詞が立体文字になっていたところが印象的でした。
特に、「TAXMAN」という文字にはいろいろなバリエーションがあり、面白かったです。歌詞の他にも、「GUITAR SOLO」や「DRUMS」などが文字になっていました。
ある箇所では、あるメンバーの名前が立体文字で出てきています。一瞬で消えてしまいますが、是非探してみてください。


この他にも、歌詞を元にした絵もところどころで描かれていて、思わず笑ってしまうものもありました。
笑ってしまったポイントをいくつか紹介します。

①「Should 5% appear too small, be thankful I don't take it all」という歌詞の直後、5%が切り取られたレコード・ディスクの残りの95%が しっかりと持っていかれる所が、遊び心があると感じました。

②歌詞が「If you get too cold, I'll tax the heat」となっている箇所で、「HEAT」の立体文字を取り上げようとする手が上から伸びてきます。しかし、燃えさかる「HEAT」の文字がどうやら熱かったようで、急いで手を引っ込め、代わりに「課税」しています。
このように細部までこだわって作られているというのが面白いです。

熱ッッ!!!

③それと、時々登場する太陽の顔が、この曲の作者であるジョージに似ている(というより、ジャケットのジョージの絵)気がするんですよね…
気のせいかな?


最後に、この曲とは関係ないですが、「And you're working for no one but me」という歌詞が現れたときに『FOR NO ONE』とあり、同じアルバム「Revolver」の10曲目の曲のタイトルだということに気づいて驚きました。
もしかしたら、このMVを制作した方も意識していたのかもしれないですね。わざと1ペニー硬貨を「O」の文字の上に被せて、ここに目が向くようにしたのかも…

『For No One』?




以上、『Taxman』の新MVについての感想でした。
この他にも、気づいたことがあれば是非コメントで教えてください!

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