見出し画像

うつしてうつされて。

いろんなタイミングが重なり、突如山形にあるスイデンテラスにいくことをきめた。

スイデンテラスにしたのは、本とサウナがあったから。
そして電車で、日本海をゆっくりみられるから。

なるべく、なにもしないでゆっくりすごせるように。


非日常のスタートは、どこかそわそわして、早起きすることができた。

だんだんと、家が少なくなっていき、トンネルをぬけたらいちめんの海。
夕方の日本海には、やさしい光が降り注いでいた。

画像18


宿は天井がとても高く、開放的。

画像6


なんといっても、壁いっぱいの本、本、本!


画像7


図書館は2箇所あり、宿泊者のみが入れるもう一つの図書館は
居心地の良い椅子と、窓からの風景。
時間帯によっては贅沢で静かな空間を独り占めできる。

画像8

画像9

そして本との出会い。
自分が好きな本が、多分必ず見つかるのでは、と思うほど
どこを探しても、これ読みたい!という本がジャンル別に。
週単位でいても飽きないくらい。

画像13

画像14

宿泊室内にも本を持ち込めるので、お酒を飲みながら
ゆるりと文字とたわむれる時間を味わうことができた。
何冊もあって読みたいと思ったのに、繰り返し、
同じものを手に取ろうとしている自分に気づく。
今、これが必要なんじゃない?と思えるような。

であった本から、マインドフルネスの考え方について、ゆるみをもらった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

色々な囚われから自由になって、どんな辛いことがあっても、自分には帰る心の中の故郷、自分の中にホームがあるという安心感。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

広いガラス窓で採光もすばらしいので、建物自体が時間ごとに

その表情を、変えていく。

画像10

画像11

画像12

水田のうつくしさも、変わってゆく。
テラスから、宿泊の部屋から、図書館の窓から。
ぼんやりと、いつまでもみつづけることができる。

画像1

画像2

画像17

ぼんやりが、ここちいい。

余白があるとうめなくちゃって、いそいでいたこころがゆるんでいく。


なにもしないと決めたけど、くらげをみたくなったので水族館へ。
ひとりみずのなかをたゆたう、優雅さに圧倒された。

撮った写真を見返して、
こころの中に余白ができ始めていることに気づいた。

画像3

画像4

画像15


くらやみからのまぶしいほどの空。

風は強いけれど快晴で心地よい。

画像5


水族館の後は、サウナとお風呂で、トトノエタイム。
サウナと水風呂を行ったりきたりしている間に自分の中がまた一つ開放された感じがした。

ゆっくりと、帰路へ。

画像18


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?