ばかたれ

人生、飽きないために必死です。

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最近の記事

おんなのことおとこのこ

小学2年生の頃のおはなし。 新年度が始まって間もない頃、見た目だけは真面目でいい子そうな僕はクラスの学級委員に選ばれた。自分で言うのもなんだけれど、当時から僕は”ばか”であった。僕と多少でも関わったことのある人であればもっとマシな投票先がある事を知っている。今回の人選には、一年の頃に別のクラスだった者の投票が大きく影響したのだろう。人は見た目によらず。でも僕にしてみれば、自分も含めてどいつもこいつも目くそ鼻くそで等しくあほ面に見えるけど。 そんなばかの相方には、黒髪ロング

    • 死者蘇生note

      冬の間にちびちび創り上げた生きる理由とか考え方とか諸々全部ほうりなげちゃいそう。 思考停止。思考停止。思考停止。 あうあうあー。ががが がそりん! 僕は「情熱」がこの世で最も価値あるものだと思ってる。なにに対してなのかとか、どのようにとかはどうでもよくて、とにかく全身全霊であるというそのことこそがそれだけで美しいしかっこいいんだ。だから僕もそうあろうとしていた。けれど、なんかもうからっぽ。枯葉すらない。まっさらさらーーーーーーーーだ。まずい。燃料かき集めろ! 俺は燃え

      • どっっっっっ

        布団に潜ってからずっとドキドキしてる。 目視できるんじゃないかってくらい脈打ってる。 明日を思って今日の心臓がどくどく働いてる。 そのうち疲れ果てて、気づけば明日は終わってる。 眠れねえんだよ握り潰すぞぼけが。 僕をおいて勝手にはしゃぎ回る身体がむかつく。やたらと身体中に巡らせた酸素をどうすればいいのか説明しろ。そんなに盛り上がってどうして欲しいのか皆目見当もつかない。言葉が通じるのであれば嫌味の一つや二つ言ってやりたい。 身体と心は絶対繋がってない。だってこんなにも嫌

        • 春眠

          どうも、引き続きぽかぽかな僕です。 春です。暖かいです。心地よいです。穏やかです。健康です。毎日なんだかぼんやりしてて瞬く間に時が経ちます。そんな日々を幸せと呼ぶのでしょうか。 あまりにも心地よくてちょうちょを追いかけてしまいそうになる。最近の僕は普段より早めに家を出て、職場近くの公園で日向ぼっこをしてから出社するのが日課なのだが、やわらかな日差しとさわやかな春のそよ風が、僕の童心を無性にくすぐってきやがる。このまま日が暮れるまでぼーっとしていようかな、なんて本気で思って

        おんなのことおとこのこ

          ぽかぽかする。

          どうも、僕です。 最近精神がぽかぽか過ぎる!ついこないだまでトゲトゲでチクチクだったのに。 ぽかぽかしてる時ってなんだかすべてがぼんやりしている。命で研いだ刃もすっかりなまくらだ。殺すためのそれを美しいとさえ思う。そんなことを呑気に思う僕は醜い。けれどその刃を握っていた頃には、その呑気な僕を欲していたようにも思う。 なんだかとっても自給自足。青く見える隣の芝生が僕の中にある。持っているのに持っていない。手に入れたら消えてしまう。何度やれば治まるんだろう。こんなこと繰り返

          ぽかぽかする。

          大人になれてしまいそう。

          2024-3/8記録。 穏やかで平穏はつまらないし、なにより愛がない。清潔なところから愛なんて生まれやしない。だから始まりは恋なんだ。 大人は多くが潔癖症なのだろう。だから大人は愛に恋してる。愛ゆえに愛を忘れ恋し続ける。大人ってそういうことか。あれも、これも、大人だったんだなあ。桐の箱に納まるそれこそが真実の愛。 僕は僕にがっかりだ。本当に気持ちが悪い。往くのなら、もう二度と戻ってこないでくれよ。 僕らきっともう愛にうんざりしてるんだ。ああ、でもやっぱり戻ってこないと

          大人になれてしまいそう。

          神様候補はモヒカン

          今日の自分メモ。(2024/02/25) 社会に適応できない(したくない)自分を否定したくない。僕はそれをパンクロックで歌われているような反骨精神で固めている。 パンクロックの土俵は音楽。乗っかってる社会の土俵の内側の際で自分を叫んでる。僕は下りてしまった土俵の脇からそれを見上げては共に毒づく。間抜けにもそれに人生の大半を捧げて生きている。 普通さ、心でだけ思うんだよ。大体の人は朝の満員電車に揺られながら、すまし顔でパンクロックを聴いてるんだ。内側では鬼の形相をしていよ

          神様候補はモヒカン

          素人作品がすき

          どうも、穏やかな時の僕です。 唐突ですが好きなものの話をします。僕は素人の作ったものが好きです。例えば、子供の書く絵とかって独特じゃないですか?文化祭でグダグダな演奏を披露するバンドだって拙いながらどこか特別にみえる。自炊しねえ奴のマズい手料理とかも好き。でもなんでそれに惹かれるのかって自分でもはっきりとは分からない。ただ、素人の作品にはノイズが入り込む余裕がないと思うんです。ありのままにしかならないというか。だから、己の内にあるものからしか表現できないという、その余裕のな

          素人作品がすき

          オマエたちvsぼく

          どうも、28歳職歴ぐちゃぐちゃな僕です。 ここ最近の僕はというと、自分の社会不適合具合を再認識しているところであります。仕事マジで無理過ぎわろた。なんかもう落ち込むとかの前に、仕事に対する自分の強烈な拒絶反応に笑っちゃう。どんだけ嫌やねん仕事。いや、仕事というより社会がかな。 でも最近ではそれでいいと思えてきた。社会に出て暫くは、オマエたちが当たり前にしている事をまともにこなせない自分の不出来さを憂いて日々を溶かした時期もあった。何年も悩んで、適応できるように努力して、そ

          オマエたちvsぼく

          にちようび

          日曜日の太陽が落ちていく。 日曜日の僕のアタマはとっても重たくて、気を抜くと落っこちてしまいそうだ。 僕は支える。両の手でアタマを支える。ほんの少しだけ、楽になる。何も手につかなくなった。 僕は支えない。重いアタマは首を捻じ曲げながら地球と宇宙をぐるりと廻る。何も手につかなくなった。 ついこないだまで僕のアタマを支えていたものはどこ?いいや、そんなものなかったんだ。 落っことしてしまえ、と思った。 そうしてそれを拾うんだ。それから周回軌道を跨いで、木星まで歩いてい

          にちようび

          音楽の聴き方右往左往

          どうも、ここ最近音楽の聴き方が分からなくなっていた僕です。 みなさんはどんな音楽の聴き方をしますか?リリース順に追う人もいれば、話題になった曲から気の向くまままばらに聴く人もいるでしょう。 僕はというと、気になったアーティストの人気な曲をその時の気分で集めるだけ集めたプレイリストを作って、それをランダム再生で聴くようにしてた。おいしそうだと思った作者のおいしいと言われているものだけつまむ楽しみ方。ヘビロテも基本しない。飽きちゃうの怖いし。今まではこれで満足してたんだけど、

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          グッバイマイエンジェル

          12月21日、1年ぶりの東京。目的は母の付き添い。そのため滞在時間は極々短く、翌日の朝には空の上だ。にもかかわらず、母の用事を済ませた頃には既に陽が落ちていて、残された時間はごく僅かだった。母を宿泊先へ送りとどけたのち、僕は赤と緑に彩られた夜の渋谷を足早にゆく。どうやらここは寒ければいつでもクリスマスだと思っている節があるようだ。 ハチ公前…から少し奥へ進んだ先に建っているドンキホーテ前で時計を確認する。どうにか約束の時間には間に合ったようでほっと胸をなでおろす。それから、

          グッバイマイエンジェル

          来年がはじまる。

          どうも僕です。 僕は今まで30歳になったら死ぬんだろうなあ、なんてぼんやり思っていたのだけれど、今年一年で寿命が30年くらい伸びた。サイヤ人は死にかけてから復活すると強くなるそうですが、これは僕にも当てはまるみたい。咀嚼し過ぎてもう味のしない精神世界からはおさらばなのです。精神世界のみに居残り続けると早死しただろうが、現実とかいうくそったれな世界がまだ残されていることを忘れていた。カヲルくんの語彙を借りるなら、イマジナリーではなくリアリティの中でも立ち直る時が来たんだ!って

          来年がはじまる。

          飛行機

          12/21 晴時々曇 ANA590便 松山発 東京行 これは母の夢を叶える旅路。補助輪なしでは到底叶わぬ夢。叶った瞬間、その補助輪は修復できないほどに壊れてしまうだろう。 見送る父の祈りと母を夢へ導く役目を抱えて僕も旅立つ。水と油が腹の中で渦を巻き踏み出す足をふらつかせる。そんな僕を無視するように空港は流れて、保安検査も搭乗受付もこの異常を感知することなくつるつると通り抜けてしまった。 システマチックな誘導により流れ着いた座席では問題なくフライトの準備が整っていく。ただ

          幸せとは

          父が母と別れたがっている。 明日は母の付き添いとして東京へ行く。二人きりで出掛けるのはおそらく20年ぶりくらいだと思う。東京へ行く理由は、幸せになるため。それが父の不幸せ。 僕はどんな結果になろうがきっと幸せだと思う。辛い事の後には良いことが待ってるなんてちゃちなことを言うつもりはないが、不幸せを感じる分だけ幸せも感じられるものだ。一人で眠るダブルベッドでしか感じられない幸せはあるし、どうしようもなく死にたい夜にしか味わえない幸せもある。その不格好な幸せを受け入れたくない

          In Morfine Sugar、まさにモルヒネ

          12/19、今日はがっつり音楽を聴きたい気分。 気の向くまま己が癖に適う曲を求めインターネットの海を彷徨っていると『In Morfine Sugar』という聞いたことのないバンドにであった。 ネット音痴な僕の粗雑な網に引っかかるのは、楽曲を聴いたことはなくとも名前くらいはどこかしらで見かけたことのあるアーティストがほとんどで、「まあこんだけ名前みかけるし、そろそろ聴いてみるかー」的なノリで聴き始めることが多い。なのでマジで見たことも聞いたこともない完全初見は珍しかった。け

          In Morfine Sugar、まさにモルヒネ