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シックスクール調整の落とし穴

シックスクール調整で親子で学校へ行って、担当者と話し合う機会は多いと思います。
担当者はどんな洗剤、柔軟剤を使っているか解りません。ファブリーズやリセッシュを使っている方もいます。喫煙者もいます。
打ち合わせをしても、すぐに頭に霞がかかって、言葉が出て来ない。
言いたいことも言えない、質問にも答えられない、体調が悪いのに気分が悪いとも言えない。
そういう状態になることは多いと思います。
学校側は、化学物質過敏症に対して知識がない場合、偏見がある場合、理解がある場合、いろんなケースがあるでしょう。
化学物質過敏症に偏見がある場合は、怒りっぽいとか、揉め事を起こしがちとか思う教職員が結構います。
しかし、実際の所、化学物質曝露によって、頭がぼ~っとして、何をするんだったか、何を言うんだったか、聞かれたことに答えられない、何か変だけど、変だと言えない、そういう状態になることの方が多いです。
健康な人が柔軟剤で気分が上がるかもしれませんが、その匂い、化学物質に鋭敏な化学物質過敏症患者が吸い込むと、アルコール飲料に健忘状態のある睡眠薬を入れられたような感じになります。
レイプドラックを飲み物に入れられて、ホテルに連れて行かれるような状況に似た状況で、すごくマズイ状況なのに、どうしてもNOという言葉が出て来ないのです。
学校側の誘導に乗ってしまい、思っていないことに同意させられたりします。
家に帰って、空気の良い部屋に戻り、悔しくて悔しくて仕方なくなります。
そういう、シックスクール調整での失敗が続くと、精神をやられるか、ストレスから化学物質過敏症が重症化したりすることは珍しいことではありません。
どうか、シックスクール調整に参加される教職員のみなさまは、打ち合わせの日だけは、無添加洗剤か、それに近い洗剤を使った衣類を着て頂けますよう、ご協力をお願い致します。
それができない場合は、ご使用の洗剤と柔軟剤を予めお知らせ下さい。
どうしてもダメな場合、患者側から新品の衣類を用意される方もあります。

よろしければサポートお願い致します。専門書を購入したり、科目履修生に登録するための費用に充てたいと思います。