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【推敲中】第31回日本臨床環境医学会学術集会に参加して来ました2

遅くなりましたが、少しずつ学会発表で、特に役立ちそうな情報について、共有して行きたいと思います。
F-4化学物質過敏症初診時に高度のビタミンDおよび亜鉛の欠乏が発見された1症例(発表:平久美子先生)
ついてですが、化学物質過敏症患者に亜鉛が欠乏している患者が多いことは知られていますが、ビタミンDが欠乏している患者さんもおられるようです。
PB-4環境過敏症・自己免疫疾患・癌・生活習慣病:有病率の性差から何が見えてくるのか(北條先生が説明)
性差の原因が、女性の方が緊急事態型視床下部活動(危険環境から逃げる逃避反応)が活発なのではないかと考察されているのと、
年齢によって、性差が異なる、つまり小児の場合は男性(化学物質過敏症)患者もそこそこ多いが、成人するにつれ女性患者の割合が多くなるのは、ホルモンの影響ではないかという考察がなされていました。
女性が多い疾患として、
化学物質過敏症、シックハウス症候群、脳脊髄液漏出症、偏頭痛、慢性疲労症候群、線維筋痛症、アスピリン喘息、全身性強皮症、シェーグレン症候群等(他にもありますが省きます)があり、それぞれ、どのような割合なのか発表されていました。

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