落書き8の7

生放送をすると貰えるもの

 インターネットの発達により、色んな人が生放送をすることが出来るようになった。技術の発展は素晴らしい。では、その先は?放送して何の得があるんだ?

 私は5年以上前からインターネット生放送をしている。場所はニコニコ生放送が中心。ツイキャスやYouTube、Twitchなども試しているが友人と呼べるリスナーが出来たのはニコ生くらいで、後はなんにもない。誰も来ないし誰も居着かない放送を延々と繰り返すのは結構辛いものがある。アクティブの人数が見えると「今話しても誰も居ないんだな」と思うと喋っていた時の元気が無くなる。だからニコ生。あそこは今も昔も恐怖無く「誰でもない誰か」に語りかけることが出来る。

 女性生主というものは性別が女性であれば男性リスナーが寄ってくるので、リスナーが増えるスピードが早いなんて話がある。可愛い声、可愛い容姿をしていればそれはさらに加速して、ファンからプレゼントを貰う人も居たりする。では人気取りをすれば誰でもプレゼントが来るわけではない。
 私はニコ動のプレミアム会員を5年くらい続けている。だいたいそれが500円だったとして、10ヶ月で5000円。それを払ってリスナーから5000円が返ってくるのかというとそれは無い。ただ人間関係やリスナーとの交流、気持ちの面では沢山貰っている。プライスレスな部分が大きい。普通にバイトして暮らしてたほうが現金は沢山手元に入ってくる。YouTuberもそうだ。ヒカキンクラスに成らないと儲かったとは言えないだろう。

 少し前までは「Amazon欲しい物リストで人に物品をねだるなんて乞食行為は許されない」みたいな風潮だったけど、最近は結構気軽な気がする。あれは何なんだろうね。Vtuberも募集してるし。送られて来ましたありがとうございますみたいなツイートを見るたびに、マジで?ホントに?って首をかしげてしまうのは私だけだろうか。隣の芝が青すぎて自分には届いてないように錯覚してしまう。

 実際ね、来てるんですよ。リスナーからのプレゼントは。ニコ生のギフト機能とかで。ニコ動のクリエイター奨励プログラムが半年で1万円になりましたし、Steamは英語とか中国語のゲームが謎に届くし。うん。生主やって人に何か物貰うまでには辿り着いたんです私も。そうなるのに5年かかりました。YouTuber、マジでどうやってお金稼いでるんだ。

 生放送、嫌なこともあります。支援してくれる人が居ることはありがたいのですが、物を与えることで優位に立とうとする人とかあげればあげるほど好意を持ってくれると思ってる人とか……。うーん、ありがとう以上の情は無いのでかなり不毛だと貰っている側は感じるんだけども……。

うーん……。


 私現在無職のヒキニート。たまにコンビニ行ってご飯買って帰って月1で精神科で薬を……あ、薬飲まなきゃ。飲んだ。
 働くのがすごく嫌で怖くて、遊んでる間は超元気だからそれでいいよねーっていうか。何故生きているのかたまにわからなくなることがあるんだけど、そんな状態ではあるんだけども。

家に引きこもって誰かとお喋りしてゲームするだけでお金貰えたら私は生きていけるんだけど、それだけでは足りなくてぼんやり悩む。

ほんと「生放送するよりも堅実にバイトしたほうが儲かる」のに何で私生放送したり絵描いたりして引きこもってるんだろう。いっぱいいっぱい描いたものが売れて儲かったり、宝くじが当たったりしてもっと引きこもれないものかと考えてしまう今日この頃。

貰ったものは沢山ある。沢山。でも与えるのってすごい難しい。

このノートも。

サポートするとヒキニート生活が少しだけマシになる。