精神を病んでる人の絵を参考にメンヘラがわざと絵を描いてみたら

 結論から言いましょう。スッキリして描けなくなりました。マジで。じゃあ実生活良くなったのっていうと人の言う「良くなった」って自立だろうから、まだ精神科通いながら絵を描いて暮らしてます。

 描き始めた頃は1日2作品くらい描いてたけれど手慣れるとどうしても工数が増えてぐちゃぐちゃした絵になる。最初の頃は天から降ってくるかのように何も考えずサラサラ描いてたけど今は何も描けないから、狂気の模倣のような絵を描いていて、出来は何とも言い難い。

 最初はそんな絵をTシャツにして売ったら売れるのだろうかという遊びだったのだが、キャンバスのサイズがグッズに中々合わない。描き始めから大きくグッズが作れるように描いてはみるものの中々キャンバスのサイズがしっくり来ず。そして、自分のセンスの無さに衝撃を受けた。そうか、キャラクターに文字を足せばTシャツっぽくなったのか……時すでに遅し、才能の泉は枯れに枯れていた。

私のアーティスティック()な絵の才能=メンヘラ力(ストレス)

なので、描けば描くほど勢いが収まっていく。

故に描けず。新作は見せられず。モヤモヤだけが残る。不完全燃焼の始まり。そして、社会性の終わり、ピンチ。


 絵が描けない間に私が描いた絵が他人に評価されることがあった。本当に信じられないが評価してまた描いてきてねと言われたのだ。本当に自分で描いたのに同じような絵は二度とかけず、一度掴みかけた社会性を手放しそうになった。

そしてまた「会う」日が近づいている。でも新作は描けていない。

困る。困った。そして今日困って描いたのがこれ。

落書き14の97

ごまかしにごまかした結果、周りをブラシでグチャグチャ塗っただけの絵が生まれた。そう感じるのは工数が増えたからだろうか。どんどんシンプルでなくなっていく。汚れていく。そんな感覚。

私の絵はよく首などに目や口があるのだけど、意味は特に無くてただの趣味みたいなもので、異形頭とかそういう創作が好きってだけで、別に嬉しいとか悲しいとかはない。ただちょっと描くのが楽しいだけだ。


この絵一枚で私の生活が守られたら苦労しないんだ。人はいつか死ぬ。だから今日も少しだけわがままに生きる。

生存報告終了。

サポートするとヒキニート生活が少しだけマシになる。