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ソフトボードのメリットとは?初心者から上級者まで楽しめるファンボード

夏本番となり、サーフィンを楽しむために海に出かけるサーファーの方も多くなりました。

しかし、夏の海はたくさんのサーファーが集まることで、波をゲットするのも難しく、さらにサーファー(サーフボード)同士がぶつかる危険も高くなります。

そこで波に乗りやすく壊れにくい「ソフトボード」でサーフィンを楽しんでみたいと考える方も多いのではないでしょうか?

ただ、「ソフトボードは本当に楽しいの?」「上達に繋がる?」「メリットは何?」などあらゆる疑問を持ったまま購入を悩む方も少なくありません。

この記事ではソフトボードの特徴から一般的なサーフボードの違い、使った人にしかわからないメリットを解説します。

今後、ソフトボードでもサーフィンを楽しんでみたいと思う方はぜひ参考にしてみてください!


この記事の監修者
名前 岩淵 優太 プロ
経歴 2010ジュニア選手権2位
   aspジュニアランク21位
現役プロサーファーとして活躍する傍ら、鵠沼海岸に店舗を構える「Surfer’s Station」にてサーフィンスクールのコーチとしても活動中


ソフトボードのメリットと魅力

ソフトボードは、全サーファーが楽しめるサーフボードですプロサーファーでもセカンドボードとして遊んだり、普通のサーフボードとは違う動きや楽しみ方でソフトボードを使っています。

以下の動画では世界的有名なプロサーファーがソフトボードで波を乗りこなし楽しんでいます。

サーフィンそのものは、どんなボードを使っているかよりも「どれだけ楽しめるか」が大切です。
ソフトボードは小さな波でも十分に遊べることができるというメリットもあるので、ほとんどのサーファーにとって魅力的な1本ではないでしょうか?

ここからは、ソフトボードの魅力に合わせてメリットを詳しく解説していきます。

ソフトボードのメリット①波に乗りやすい・つかまえやすい

ソフトボードに限らず、すべてのサーフボードにおいてボード自体の浮力が高いと波のパワーを受けやすく、早くそして多くの波に乗ることができます

初心者向けサーフィンスクールで、ソフトボードがよく使われる理由はこうした特徴があるからです。
サーフィン自体に慣れていない初心者でも波に乗れる数が増えれば上達もしやすくなります

また、経験者(中級者以上)のサーファーにとっても、パワーのない小波用のセカンドボードとして使われることも多いです。

ソフトボードのメリット②壊れにくい

サーフボードは少しの傷やヒビでも浸水してしまうため、非常にデリケートなモノです。

しかし、ソフトボードはクッション性の高いスポンジ素材で覆われているため、多少ぶつけてしまっても、傷がついたりヒビが入るようなことは起こりにくいです

ソフトボードでは、持ち運びの時にコンクリートなどの硬いものにぶつけてしまって焦ってしまうような心配もなくなります。
※絶対に傷がつかないという訳ではないので、他のサーフボードと同様に大事に扱うことは大事です。

ソフトボードのメリット③怪我をしにくい

上記の内容につながるメリット・魅力ですが、ソフトボードは名前の通り柔らかい素材で作られているため、身体(主に膝やスネ)がボードにぶつけて怪我をしてしまうことはありません。

また、サーファーが多く混み合った海でサーフィンするときは、他人にボードをぶつけてしまうリスクがあります。
相手のサーフボードを傷つけてしまう、怪我をさせてしまうといったことは絶対に避けたいアクシデントです。

しかし、ぶつからないように「避ける」のは相当なスキルが必要になります。
初心者~中級者でも事故としてぶつかってしまうことは珍しくありません。

そんな時にソフトボードを使っていれば、サーフボードが損壊してしまったり相手に怪我を負わせてしまうといったリスクが大幅に軽減されるのです。

ソフトボードのメリット④一般的なサーフボードより安価で買える

サーフボードの価格はブランドや形、性能によって異なりますが、ソフトボードでも同じです。
しかし、ソフトボードはハードボード(PU・EPS素材など)に比べて全体的に価格相場は安いです。

「もう一本ボードが欲しい」「波によってボードを分けたい」とセカンドボードの購入を検討している方にとって、ソフトボードの購入はおすすめの選択肢です

ソフトボードのデメリット(注意点)

ここまではソフトボードのメリットについて解説しましたが、使う際・購入前に知っておくべき注意点もあります。

ソフトボードに関する注意点を知っておくことで、どんなソフトボードを買うべきなのかなど判断材料の参考にもなるため、ぜひご覧ください。

ソフトボードのデメリット①クイックな動きがやりにくい

ソフトボードだけではありませんが、サーフボードが厚めに作られていると、レール(ボードの側面)が水に入りにくく、ターンやクイックな動きがやりにくくなります。

基本的に浮力の高いソフトボードは厚めに作られているため、ショートボーダーやターン・クイックな動きの練習をしたい方には合わないと感じるソフトボードも多いです。

最近では、ソフトボードの種類も増えてターン性能を上げるために、厚みをおえたソフトボードや、テール(ボード下部)がターンに適したデザインのソフトボードも増えているので、ソフトボードを使ってどんな風に楽しみたいかを考えた上で選ぶべきです。

ソフトボードのデメリット②ワックスが落ちにくい

ソフトボードの素材により起こるデメリットですが、ワックスが素材の隙間に入り込み、ハードボードのようにスクレーパーでワックスを削り取ることはできません。

サーフボードのメンテナンスとして、定期的にワックスを落とす必要がありますが、ソフトボードは他のボードとは違う方法でワックスを落とす必要があります。

ソフトボード専用のワックスリムーバー(ワックス落とし剤)も販売されているので、ソフトボード購入時に一緒に買うことをおすすめします。

全サーファーにおすすめのソフトボード

「ソフトボードが欲しい!だけど種類が多すぎて何を選べば良いかわからない…」という方に向けてここからは現役プロサーファーがおすすめするソフトボードをご紹介します。

高いデザイン性と操作性を兼ね備えた【DRAG】

DRAGは、Chippa Wilson・Dion Agius・Creed Mctaggart・Wade Goodall・Craig・Andersonnなど、世界的に有名なフリーサーファーが囚われない自由な発想のフィードバックを元に製作、開発されているソフトボードブランドです。

ショート・ミッドレングス・ロングなど幅広いサイズから豊富なカラー展開があり、デザイン性・性能面どちらも申し分ないソフトボードです。

さらに、DRAGソフトボードの構造は、ボードの中に3本のストリンガーが入っておりソフトボード特有の「フワフワ感」がなく的確な操作感も味わえます。

DRAG|ショートボード

DRAGのショートボードは、「4'10 ツインフィン」と「5'6」の2モデル展開となっています。

どちらもサイズ(長さ)以上の浮力があり、小波でも短いボードで乗りこなしたい、ソフトボードでもクイックな動きをしたいと思う方におすすめです。


DRAG|ミッドレングス

ミッドレングスモデルでは、「6'6」「7'0」の2モデル展開。

小波でも波をキャッチしやすくアクティブな動きも追求できるのが特徴的なモデルです。

どんな波でもソフトボードで自由な動きを楽しみたいという方におすすめです。

DRAG|ロングボード

DRAGのロングボードでは「トライフィン」「シングルフィン」に分けられ、どちらも長さは「8'0」です。

ボード形状そのものも波をキャッチしやすいタイプですが、さらに高い浮力を兼ね備えているため、驚異的なライディングのサポートをしてくれます。

ロングボーダーはもちろん、ソフトボードでは普段のサーフィンとは違った「遊び」をしたい方におすすめのモデルです。

ソフトボードのメリット|まとめ

この記事では、ソフトボードの魅力や注意点、おすすめのソフトボードなどについて解説しましたが、いかがだったでしょうか?

ソフトボードは初心者~上級者問わず誰でも楽しめるサーフボードです。

ソフトボードは「板を持って海に行き、波に乗る」サーフィン本来の楽しみ方を知れる・思い出せるサーフボードです。

ぜひソフトボードならではのサーフィンの楽しみ方を体験してみてください。


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