留萌

情景が浮かんであなたを想った。生まれたばかりの悲しみは、すぐに消えて無くなった。誰よりも悲しみに嘆いて、誰よりも喜びを感じて、誰よりも憎しみに躍って。悲しみに育てられたあなたは、虹の破片を握りしめていて。いつか判る日が来るよ。いつか別つ日が来るよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?