閃光

街ゆく青年Jは、重い身体を引きずって電車に乗った。

ようやく空いた座席に身を預け、イヤホンをデバイスに差し込む。流れるtheme of mineに感情を委ねれば、自然と暗転の中へ。

「生きるのが楽しいなんて、口が裂けても言えないな」

頭に浮かんだ科白は、自然と心の奥底へ。

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