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今は無きラクシュマンジュラの風に吹かれて


リシケシの観光スポット
(別名 映えスポット)
ランドマークであった
「ラクシュマンジュラ」
という橋。
老朽化があり、現在は工事中。

以前までは観光客や牛でいっぱい!
橋の上は渋滞状態になっていたり。

だけど、2020年。
世界が一気に変わったパンデミックの年。
インドも例外なく、
厳しいLOCK DOWN (外出規制)。

この時ばかりは街は静かに。
この橋を通る人も数えるほど...
いや、タイミングによっては
人っこ一人いなかった。

今がチャンス!
と言わんばかりに
撮影することに。
偶然知り合ったsoul sister
同じホテルに滞在してたのもあり、
意気揚々と暑い日中に飛び出した。

ロックダウン規制緩和が始まった時期で
私は約4ヶ月ぶりにリシケシの町を
ワクワクしながらぶらぶら歩いたのを
今も鮮やかな記憶で残っている。

今見返すと
突っ込みたいこともある
ポーズだけど笑。
これ、人少ないから撮れたなぁって。

世界中からヨガを学びにくる
ヨガの聖地と呼ばれる街中で
人混みの中でポージングする
度胸と恥知らず感は私にはない。

本当に本当に思い出深い写真。

近年は観光客に溢れて
人混みで、うるさくて、
一体なんでここがヨガの聖地なのか?
と思うけど、
ロックダウンの静寂から
昔のリシケシが想像できた。

川から土混じりの水の匂い。
これはヒマラヤからの雪解け水。
山から孔雀はじめ色々な鳥の声。
谷に抜ける木々の匂いを運ぶ風。

こんな五感を心地よく撫でる
自然のエレメントたちを感じなら
瞑想もしたくなるよね?

あくまでも
一般人かつ現代人の私の想像だけど
こんな静かな時間は
2度と訪れないであろう
本当の、素顔の、
リシケシを感じられた時。

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