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Rails:テーブルのデータ型

Railsでアプリケーションを作成する時に覚えておきたいテーブル作成の際に指定するデータ型を整理しておきます。


文字列系のデータ型

テキスト(文字)データを保存するための項目に指定できるデータ型は『string』と『text』の2つです。

stringが255文字までの短い文字列用で、それ以上の長さの場合はtextを使います。


数値系のデータ型

数値系のデータ型はまず整数と小数点付き数値かで分けることができます。

整数データのみの場合は『integer』を使い、小数点がある数値のデータの場合は『float』と『decimal』の2種類から用途に応じて使い分ける形になります。

ざっくり違いを言うと計算スピードと正確さの差で、多少の丸めの誤差が発生しても問題ないような場合はfloatを使い、正確さが重要な場合はdecimalを使う形です。

なので、金額計算など誤差が出るといけない場合はdecimalを使うようにしましょう。


タイムスタンプ系のデータ型

日付や時間のデータを保存するためのデータ型はいくつかあるので、以下箇条書きで記載します。

・date:日付データを保存するためのデータ型
・time:時間データ(時・分・秒)を保存するためのデータ型
・datetime:日時データを保存するためのデータ型
・timestamp:タイムスタンプを保存するためのデータ型


Railsとデータベースの連携

Ruby on Rails自体はあくまでもフレームワークで、実際にデータが保存されるのは、別途用意したデータベースです。

データベースに何を使っているのかによって、使えるデータ型やSQLの発行の仕方等も微妙に異なるのですが、Railsを使っている場合はそれらの差異をRailsが吸収してくれるので、そこを意識する必要がありません。

ただ、開発環境と本番環境で使うデータベースが違うなど環境間の差異がある場合は、本番環境にデプロイした時に予期せぬエラーが発生したりするケースも無くはないので、その辺りも頭に入れておくと良いでしょう。

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