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CB雑記①(AK6r)

はじめに

 CBにおけるバリューブラフ比は、全ストリートで75%betを選択するとき、フロップ1:2、ターン1:1、リバー2:1に設定することでバランスされますが、そもそも自分がフロップCBを打つとき、リバーまでのバランスを全く意識できていないので、座学を始めるせめてものきっかけにするべくCB戦略から考察します。リバーまでのバランスも試しに1種類くらい検討するかも。

フロップの分類

 フロップの中で簡易戦略が有効なものは後回しにしてその他のボードを分類して考察していきます。簡易戦略が確立されているものはざっくり以下の通り↓
モノトーン:全レンジcheck
トリップス:全レンジ33%bet
ペア:全レンジ33%bet

betの傾向で分類した結果がこちら
・Aハイボード
AKx(xが9以下):120% or 75%CB使用、レインボーは33%まで混合
AQx(xが9以下):120% or 75%CB使用、レインボーは33%まで混合
AJx(xが9以下かつフラドロ付き):120% or 75%CB使用
AJxr:33%CB使用
ATx(フラドロ付き):75% or 33%CB使用
ATxr:33%CB使用
A9x以下:33%CB使用
・K~Jハイr:33%CB使用
・K~Jハイ(フラドロ):75% or 33%CB使用

・QJT:75%使用
・Tハイ以下:33%CB使用
列挙しただけで気持ちが折れそうなので、太字の4項目のCBについて適当なボードをGTO+にかけて分析、考察します。

AK6r

AK6r BTN vs BB SRP

バリューとブラフとマージナルでのbetがバランスされているが、それらを分析できるレベルを持たないので簡易的に再構築して分析します。

フロップ120%CBを打つハンドは下記の通り
バリューのコンボ数は、
セット:9
2p:20
AQ、AJ:24
計53c

ブラフのハンドは下記の通り
22,33,44のローポケ:18
6x:25
ガットショット:44
ダブルバックドア(2枚使い):24
計111c
バリューの倍ブラフを用意するためには106cですが、サイズが大きくなるとブラフコンボも増やせるため上記の簡易構築したデータでもバランスは問題ないかと思います。ただし、上記では164cでbetしているところ、GTO上は246cでbetされているので、単純なバリューブラフの他にもマージナルをある程度頻度で打ち分けてフォールドEQを取りに行くべきなんだと思います。

ターンでラグが落ちた場合

AK69r

ターンカードがラグ場合は継続して120%betを使用します。
・バリューハンド
セット:9
2p:20+2(発展した96s)
AQ:12
計43c
フロップコール後はAJはマージナルになるので除外します。
・ブラフハンド
6x:9/18
OESD:4
ガットショット:27/53
計40c
ブラフハンドからバックドアが消え発展したガットが追加されました。
全ての6xとガットを継続してbetするとブラフ過多になるため、それぞれの半分を継続してバランスを取ります。

リバーもラグ

AK69J

リバーがJのとき、BBにJxとガットは残っていないためラグと言えます。
120%betを継続したいところですが、100bbスタートだとスタックが足りないので110%オールインとなります。
・バリューハンド
ストレート:8(ターンで半分削ったので8/16)
セット:9
2p:9(AKのみ)
計26c
・ブラフハンド
6x:7.5(2pを除く)
QJ:6(ターンでガットから削って6/12)
計13.5c
BB側はA6,A9,AJ,66でコールできます。相手のAJ、A6,66を抑えているハンドをブラフオールインに選択しました。

以上をまとめると、各ストリートのブラフハンドは

フロップでは
・ガットショット
・ボトムヒット
・ローポケ
・スートのバックドア

ターンでは
・発展したOESD
・ボトムヒットの半分
・ガットショットの半分

リバーでは
・ボトムヒット
・ブロッカーのあるワンペア

以上を選択しました。

なんやかんやでリバーまで分析して疲れたので残りのボードは後日続編としてあげます。それではまた!

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