AKo 4betAIバランス一覧

 AKoでオープンして3betが返ってきた時、刻んで4betして4betPotをプレイするの大分だるいですよね。レンジでCBは打てるけどターンで継続するか悩むし、ブラフはAIになる。かといってフロップcheckすると相手のBMCBにディフェンスしていいのかも難しい…
 というわけで、AKoを持っている時の4betAIレンジをポジション毎にまとめました。これでAKoでの4betPotとはおさらばです←

LJ

vsHJ(上) vsSB(下)

LJでの4betAIは、
インポジからの3betに対しては、AKo:KK,QQ=2:1
ブラインドからの3betに対しては、AKo:KK=2:1
でバランスするようです。
※画像では同じ割合に見えるが、ポケットは6コンボ、オフスートは12コンボあるため

HJ

vsCO(上) vsSB(中) vsBB(下)

HJでの4betAIは、
インポジからの3betに対しては、AKo:QQ=2:1
SBからの3betに対しては、AKo:QQ=2:1
BBからの3betに対しては、AKo:KK=2:1
でバランスしています。
 HJに対するBBからの3betはQQ+とマージナルでポラライズされているので、LJと同じようにKKでバランスしていますね。BBの相手がTT+のようなリニアレンジで3betしているようならQQでバランスしてもいいでしょう。

BTN

vsBB

BTNでの4betAIは、
ブラインドからの3betに対して、AQo:TT=2:1
でバランスしています。
 今回のテーマであるAKoはほぼ刻み4betになっていますね。しかしながら、適正なポラライズレンジで3betしているBB側は、BTNの4betに対して99+,AQ+の強いハンドで構成されるレンジをほぼ全て5betAIし、スーコネ,ミドルポケット,Kxs等、マージナルハンドの一部をコールします。BTN側はAIに対して全てのポケット、AQs,AKo,AKsでコールします。
 何が言いたいかというと、BB側が適正にAIしてくる場合はAKoはコールするだけなのでポストフロップは開かれません。
(補足)SB vs BB3betでも、BTNと同様にAQo:TT=2:1で4betAIが可能です。

BB5betAI(上) BTN call(下)

CO

vs SB 3bet

 COに4betAIレンジはありません。BTN3betには3倍レイズ、ブラインドからの3betには2倍レイズしてポストフロップを戦いましょう(泣)

あとがき

 今回は4betAIでのバランスをまとめました。AKoは3betに対してコールはしない印象でしたが、LJ,HJともにブラインドからの3betに対してコールレンジがあるのが意外でした。混合戦略のためAIとコールのEVは同じですが、長時間同卓する場合は意識する必要があるでしょう。とはいえCOを除くポジションではAKoでの4betAIをうまく使って、ポストのミスによるEVロスを防止していきたいと思います。

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