LJ vs BB フロップ戦略

これまでLJからは2bbオープンを採用していましたが、自分の過去noteを読んだら、LJは2.5bbの方がいいのでは?と心変わりしました←
LJよりもアーリーからは2bbオープンを貫きます…

【LJ vs BB 100bb srp 2.5bbオープン】
 まずはGTO+を用いた解析結果をもとに、全レンジで同一サイズのベット、もしくは全レンジcheckが可能なボードをまとめます。

全レンジ単一bet簡易戦略

 全レンジベット戦略を取れるボードを上記としました。

 33%サイズを使う場合、トリップス、ペアボードに加え、オリジナルがトップ2ペアを作れるボードで全レンジCBが使えそうです。もちろん本来あるcheck頻度を無視している分、全レンジベットが透けた際に、BBのレイズによってエクスプロイトされる余地はあります。とはいえ、BBのフロップチェックレイズ頻度が過少なプレイヤーが多いことから十分機能するでしょう。

次に、上記の表に含まれないボードの戦略の概要を以下にまとめます。
・ペアボード(x99~x33)
   トリップスで33%bet、その他は50%頻度で33%bet
・Aハイ(A5x以下)
 ポラーなレンジで33%bet
・Kハイ(K7x以下)
 AQs,AJsを除いて全レンジ33%bet
・Qハイ(Q8x以下)
 AK,AJ,ATを除いて50%頻度で33%bet
・Jハイ(J9以下)
 AK,AQ,AT,A9を除いて50%頻度で33%bet
・Tハイ
 ポラーなレンジで33%bet

 以上で全てのボードを網羅した形にはなりますが、Tハイボードに関しては解析結果の体系化に自信が持てず、暫定でポラーレンジでの小さいCBとしました。
 LJ vs BBのフロップ戦略では、小さいサイズのベットを多用することから、ベット頻度の存在しないハンドが少なく、GTOの意図を読み解きずらい部分がありました。75%サイズを混合することで、よりEVを高めることができますが、高いサイズのベットを間違って打つとEVマイナスも増加するので、広いベット戦略を用いるLJでは33%を選択するのが無難だと感じました。
 現状では上記の戦略を用いて実践していき、改善が必要だと感じた部分があれば再検討していきたいと思います。

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