キャリコン論述どう書くの問題@JCDA

学科対策に夢中になって論述があることを忘れ(てはいないけどそっちのけにしていたら本気で忘れて)、試験まであと3日になっていた時にかいた滝汗を忘れません…

今日は自分が行った論述対策についてお話します。私はJCDAの方で受験していて、40点でした。50点満点とするとすごい高得点取得者ではないのですが、逆に最低限抑えるべき部分はできていたのだろうということで、意識した点だけでも一応書いておこうと思います。※キャリ協で受験の方は少し違うポイントになるかもしれません。

論述対策をするにあたっても、ネット検索しましたがあまり見つからない。出してる側も「100%の回答です」って言えないので仕方ないんですが…。どんな部分がポイントなのか不明要素が多いので、論述は対策しにくいと思っています。 あくまで参考としてお願いします。


とりあえずやったこと:

養成講座以外に有料講座は受けない!と心に決めていた私ですが、焦りもあり(情報不足で合格できないとか嫌だし)論述対策セミナーに参加しました…(無料のものもあると思いますが、私が参加したのは2000円程かかった気が)。

行く前は「負けた…」と謎の戦いに敗れ悔しかったんですが、やっぱり参加して良かったと思っています。てかやっぱりポイントが掴めて理解しやすい。

模範解答も知れたし、参加者同士が「こんな書き方はどうか」「これは具体的だ」とか、「文字数少なすぎ?」とかまで、いろんな回答サンプルを見て意見交換もできました。


で、再確認したのが、筆記は実技試験の書くバージョンだということです。一瞬で終わる実技の一コマを取り出し、対応を論理的に考え見つめ直せるかたち。実技とは切っても切れない試験だなあと思います。


これまでだと、だいたい二つの事例の展開の比較問題が出てますが、よろしくない方の事例は「問題点を勝手に決めつけ、クライエントの反応なんぞお構いなしにぐいぐい進める。キャリコンがものすごい自己満でやってる」感が強い。なので会話がキャッチボールになってないんですよね、それぞれのセンテンスが孤立しているように感じる。よろしいであろう方は「今〇〇とおっしゃいましたが、なぜ、そのように思ったのですか」など、「クライエントが言った言葉をわざわざすくい取って、クライエントが自分の言動を見つめ直す問いかけをしている」キャリアコンサルタントがいる。必ず差があるわけです。


そもそもクライエントは自分で気づききれていない感情や価値観があるわけで、それに気づくための対応ができているか否かを根拠となる言動の部分を抜き出して説明し、今後の展開について理想の流れを書くことが求められるんですね(キャリ協では特に具体的展開を求められるらしいですね)。


そこで、セミナーで学んだことも含め気をつけたポイントがこちら

・根拠となる部分を抜き出して具体的に説明する→気になるCLやCCTの言動にマーク
・文字を大きく書きすぎない。(知人は論述のために0.3のシャーペンを購入)→書くことを忘れた現代人に練習は必須!書く練習を。
・今後の展開はあくまで"それまでの流れの先にある理想"であり、急に関係ないポイントにぶっ飛んだりこちらの提案を押し付けない

です。


ちなみに、いろんなセミナーがあるらしく「これに当てはめれば絶対合格!」的なテンプレート紹介しているのもあるみたいですが、自分で考えて書くことを練習した方が後々は自分のためになると思います。時間が無かったりどうしてもポイントがつかめないという人はいいかも知れませんが、現場では「テンプレート」通りにはいかないですもんね。


と言いつつ、そこまで高得点を採れていないのでもっとテンプレを真似ぶべきだったのか…笑


一つ覚えているのは、やっぱり当日は緊張していたのでやらかしました。終了1分前になって「不足無いかな?!」と焦りが募り余計なことを書いて提出→提出直後に「あの部分いらなかったァァァア」と後悔したこと。あれがなければ3点くらい上がってるんじゃないかという淡い期待があるほどです(もう遅い)。


ということで、書く練習をする際は時間を計ることを忘れずに。


少しでも勉強中の皆さんに参考になれば嬉しいです。対策頑張ってください。

専門書と珈琲に(^∀^)ありがとうございます!自己研鑽に努めます。