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40代で不妊治療を始めようと思った

子どもが欲しい・・・。

あんまり考えないようにしてきた。

職場に一人しかいない立ち位置で、子どもに関わる仕事をしてきた。

一人しかいない職場で、しかも単年度雇用。

「産休」「育休」なんてものはない。

年度の節目で辞めて妊活を始めるか、妊娠して年度の終わりに退職するか。

無責任なことはしたくない。途中で辞めたくない。辞められない。

そういう思いから、結婚しても子どもを作ることを先延ばしにしてきた。


いつかは欲しい。


「子どもが欲しい」と、こころから思えたのは、転職し、仕事で子どもに携わる機会がほとんどなくなってしまったとき。

私のこころが悲鳴を挙げた。

仕事が楽しくない・・・。

自分の子どもと遊びたい。

そう思い立って、動き出したのは助成金を受けられる43歳になる1ヶ月前だった。

自分が不妊症なのか分からない。子どもを授かる努力をして、それでも一年間結果が得られなかったら「不妊症」となるらしい。

正直努力をしてこなかった自分はどうなんだろう・・・。

一つ確かなこと、いま子どもが授かったとしても60歳になったとき、子どもは16歳。


時間がない。


不妊症かどうかより、「時間がない」ことに気づき、科学の力をフルに借りて最短で妊娠したいと考え、不妊症クリニックに行ってみることにした。


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