見出し画像

カンパのお願い:「End Israeli Apartheid」トートバッグで連帯を示そう! ~パレスチナ・マサーフェルヤッタ連帯キャンペーン~

BJBは他のBDSに取り組むグループやパレスチナ・アーカイブスと合同で、強制追放政策に脅かされるパレスチナ人の村々からなる地区であるマサーフェルヤッタ(Masafer Yatta)の住民に対する連帯の輪を広げようとしています。

今回、イスラエル軍の銃撃で重度障害者になったマサーフェルヤッタの住民ハールーン・アブーアラームさん(詳細は後述)と、マサーフェルヤッタで活動する非暴力の抵抗グループ、ユース・オブ・スムード(Youth of Sumud)へのカンパのため、またイスラエルにおけるアパルトヘイトの問題を周知するために「End Israeli Apartheid」トートバッグを作成しました。

サイズ(約):幅360mmx高さ370mmxマチ110mm

カンパにご協力いただいた方には1枚あたり2,000円~で、ご希望数を差し上げます。カンパに参加し、トートバッグを持ち歩くことで、ハールーンさん達への連帯を示しながら「イスラエルのアパルトヘイトに反対!」というメッセージを発信しませんか?

カンパ先:
銀行名:ゆうちょ銀行
口座(当座):0212760
店名:〇九九(ゼロキュウキュウ)店
口座名称:BDS Japan Bulletin
口座名称カナ:ビーディーエス ジャパン ブリティン
※郵便局の窓口・ATMから振り込まれる場合、以下の「記号番号」をお使いください。00930-5-212760

問い合わせ先:bdsjapan.bulletin@gmail.com

カンパに参加いただいた方で、トートバッグをお受け取りいただける場合には、以下のGoogle Formsへの回答をお願いします。

ハールーン・アブーアラームさんについて

(*追記:ハールーンさんは2023年2月14日にお亡くなりになりました。ハールーンさんの訃報についてはページ下をご覧ください)

2021年1月1日、イスラエル兵はマサーフェルヤッタの村を襲撃し、そこで暮らすハールーン・アブーアラームさん(当時24歳)に対し近距離から首を狙撃しました。ハールーンさんが地域の電力供給を支えていた小型発電機をイスラエル兵から奪われまいとして、丸腰でイスラエル兵に抵抗した際の出来事でした。

ハールーンさんは一命を取り留めたものの、脊椎損傷によって全身まひとなり、首から下を動かすことが出来なくなりました。現在、マサーフェルヤッタの自宅で家族の介助を受け生活しています。
それまで一家を支える働き手であったハールーンさんとその家族は経済的にも精神的にも大きな被害を受けていますが、イスラエル軍からの補償は一切ありません。

Gideon Levy and Alex Levac, A Year and a Half After Being Shot by Israeli Soldiers, He Lies Paralyzed in a Cave (ハアレツ紙、2022年6月2日)

👆14:57からハールーンさん達が登場します。
必要に応じ日本語字幕もご利用下さい。

BJBでは、マサーフェルヤッタの抵抗運動を支える目的と、ハールーンさんと家族の介護や生活状況が少しでも改善するようにという願いを込め、カンパを行うことにしました。取り急ぎメンバーから拠出金を集め、既にYouth of Sumud (マサーフェルヤッタの農家や子供たちを入植者やイスラエル軍の暴力から守ることを目的に設立された非暴力抵抗運動を展開する若者達のグループ)とハールーンさん一家にお金を渡しております。皆さんにも是非、お力添えいただきたくどうぞよろしくお願いいたします。

カンパ額がYouth of Sumudとハールーンさんにお渡しした額を上回った場合には、諸経費を差し引いたうえで追加送金を行う予定です。(追記:ハールーンさんがご逝去されたので、今後可能になればYouth of Sumudに追加送金を行います。)

パレスチナ・マサーフェルヤッタ連帯キャンペーン

住民は現在、生活基盤で故郷であるマサーフェルヤッタから自分たちの追放しようとするイスラエル軍および入植者の暴力に対して、非暴力抵抗を通じて抵抗しています。私たちはマサーフェルヤッタで起きていることを世界に伝え、行動を促すパレスチナの市民社会からの国際キャンペーンの呼びかけに応じ、「パレスチナ・マサーフェルヤッタ連帯キャンペーン」の一環として今回のカンパとトートバッグ作成を企画しました。
キャンペーン詳細は、以下の特設サイトからご確認ください。

パレスチナ・マサーフェルヤッタ連帯キャンペーン
http://pacv.html.xdomain.jp/dmy/


ハールーンさんの訃報について

2023年2月14日、ハールーンさんがお亡くなりになりました。2年前に脊椎を損傷して全身まひとなったあとは、24時間ご家族の介助を受けながら生活されてきました。2022年8月には褥瘡(床ずれ)が悪化し、右足を切断され、さらに左足の切断も必要と診断されていたとのことです。褥瘡のために敗血症(細菌の感染による臓器の機能障害)も患われていました。ハールーンさんのご冥福を祈ると共に、ご家族に心からお悔やみ申し上げます。

トートバッグの販売を通してハールーンさんへの追加支援を行うことはかないませんが、これからもキャンペーンは続けていきます。ハールーンさんのことを記憶し、その生き様を語り続け、追放の危機に置かれ続けるマサーフェルヤッタの人々に連帯していきます。トートバッグ販売によって可能となれば、ユース・オブ・スムードへの追加送金を行っていきます。今後もキャンペーンへのご支援をお願いできれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?