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5/3 : 追いつけなさを楽しんで

洋画を観ていると、いつも感情の起伏に置いていかれる。

人間関係が主軸に据えられた話だと大抵、喧嘩のシーンがあるのだけど、なんでそんなに怒ってるの…と観ながら途方に暮れてしまう。

たった一言で最高の夜が一変したり、直後に腹を割って過去の恋愛を打ち明けたり、
頰を打った瞬間に謝ったり、豪雨の中で激昂しながら告白したり、

せわしないなあと感じるけど、おそらくそれが洋画の文化なんだろうと思う。

初めて演劇を観たとき、声の大きさに驚いた。
初めてバスケの試合を見たとき、身体同士の衝突に怯えた。

でも、それはそういうものと受け入れた先に楽しみを見出せるわけで。

慣れていく過程も味わいつつ、慣れたあとにもう一度見返せば、初見の頃は気づけなかったストーリーを見つけられるのかもしれない。

5月3日、2週間ぶりに一日中家でゆっくり過ごした。洋画を2本観て、それぞれの感想を同居人と述べ合ったあとにインスタントラーメンを食べた。粛々と短い休日が始まる。

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