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美容室経営者が知っておくべき財務について

今日は経営者としてやるべきこと、いややらなくてはいけないこと、財務についてです。

財務というとなんだか難しそうというイメージがあるかもしれませんが、きちんと向き合っていかなくてはいけません。

財務というと会社の生命線といって良いほどに重要な部分になります。

今日は財務の基本的な知識とかではないのですが、改めて再確認させられたコトがあるのでそれをお伝えしようと思います。

まずは経営者として会社の財務状況をしっかり把握しておくことは当然としてキャッシュフローの流れを理解した上での、準備というものが必要になってくると思っています。

これ学んでいる人からしたら当然なんですが、知らない人もたくさんいるんだろうなと思います。

今朝のニュースで飲食店が閉店したとのニュースをみたのですが、その内容には驚きました。

最近はコロナの影響により倒産や経営破綻する会社が多くなってきてますね。

報道だけみていると、「うわ〜、仕方ないよね、こんな時期だから」って思う人がほとんどだと思うのですが、実際蓋を開けてみると当然だなとしか思えないような話だったので驚きです。

今朝のニュースの事例では居酒屋3店舗経営していたお店が倒産したということでしたが、

3店舗分の家賃120万。まあまずこの時点で家賃高すぎだろう!と思わず突っ込みましたが、まあ立地なんかも関係しているのでここはひとまずスルーしました。

次に人件費15人分で250万。

まあ人を雇用してたらお金かかるよね、と思いました。

取材では通帳の残高も披露してくれていたのですが、「残高がほら30万しかないんですよ」といって見せてましたが、ほんまや。。。。

400万くらいあったキャッシュがあっという間に30万以下に。

これって一般の方からみたらどう思うんでしょ?

僕はキャッシュが400万しかない状態をみて、そりゃ「潰れるだろ」としか思えませんでした。

冷たい意見かもしれませんから、この居酒屋さんは【経営】をしてきてなかったんだなというコトがわかったからです。

これって自店の財務状況やキャッシュフローを理解していないコトが全ての原因だと思います。

まじでコロナが来てなくても、何か違う不足の出来事が起きても廃業していたに違いありません。

そのくらい固定費に対してのキャッシュフローではないと誰がみても明らかです。

そんな状況で今までやってこれたコトが逆に不思議でしたね。

まあ現金商売は基本自転車操業をしがちですが、きちんと経営として考えてやっていく必要があります。

財務状況を整えるコトが必要になるというコトです。


経営する上ではお金は2種類に分けて考える

会社のキャッシュを2つに分けて考えるのが僕が健全経営する上で重要視しているコトです。

一つは守りのキャッシュ。

今回のようなコロナや震災、何か不足の事態に備えて蓄えておくべき守りの財務です。

これは損益の3ヶ月分くらい持っておくコトが必須です。

このお金は何が起きても使わない、触らないお金。

万が一の時にはここから給料や家賃、生活費などに補填していく守りの財務です。

ここがきちんと準備できていない会社が今どんどん倒産や経営破綻しているんです。

こんタイミングでの倒産なんかははっきりいって経営者の責任です。

この不景気が1、2年以上続くのであればキャッシュアウトしてしまう会社が出てくるでしょうけど、

わずか2ヶ月足らずで倒産、撤退って早すぎますよね。

もう一つが守りとは逆に攻めのキャッシュです。

この攻めのキャッシュとは、売上を作るもの=お金をうむことやものにお金を使うイメージですね。

経営というと投資して回収と言いますが、この攻めのキャッシュを投資回収に使っていくイメージです。

会社のキャッシュをこの二つの財務でみて確保しておく必要があります。

特に個人店でない場合、抱えている従業員がいるのであるならば当然の責任と言えます。

こういうことも知らないからできないだけです。

知っていればきちんと準備できたことです。

とはいえ、これからの時代はさらにこの情報によって貧富の差は激しくなっていきます。

情報弱者にならないでいいように、自ら情報を取りにいく、行動をしていかなければいけませんね。

ちなみに守りの財務の考えは個人でも必要な考えです。

現状日本の20代の6割は貯金10万以下です。

そんな状況では万が一のコトがあった時に生活していくコトが困難になってしまいます。

お金をためておくこともした方が良いです。

ですが、ここで大体の人は、お金がたまらない、生活がギリギリとすぐに言い訳しますが、

その思考のままでは何をするにもうまくいきません。

お金がないという人に限って無駄遣いをしているし、時間がないといってる人に限って早起きをしないのは日本人の習性なのかというくらいそんな人ばかりです。

お金が貯めるのが下手、自分の身の丈を理解していない、逆算的に物事を考えられないコトが

お金を為れない人の特徴です。

まあ個人的には銀行に貯金しない方が良いとは思っていますが、まずはお金を貯めることも必要です。

経営者としても、個人としてもお金を持つことはとても重要なことです。

守りの財務と攻めの財務を意識して資金調達が必要な人は行動しましょう。

全ては社員を守り、お客様を裏切らないために、健全経営を続けていくために。

それでは!

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