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美容室売上アップ戦略|売上のメカニズム

美容室経営で売上をあげる為にそれぞれ試行錯誤していると思います。

今日は簡単な売上のあげ方についてお伝えさせていただきます。

美容室経営で簡単に売上を上げるには売上のメカニズムの完全理解をする事が必要です。

美容室経営をしていて、「なかなか売上が上がらないなぁ〜」「先月は売上上がったのに今月はあんまり良くなかったなぁ」

なんて売上の伸びに悩んだりしていませんか?

売上を思い通りにあげていくには、売上のメカニズムを理解する必要があります。

売上のメカニズムを理解するからこそ売上を簡単に上げる事ができるのです。

今日はそんな売上のメカニズムについてお話していきます。

YouTubeでも動画を公開していますので、動画の方が良い方は動画からご覧ください。


1. 売上の構成要素

売上はどういう要素から構成されているか考えてみましょう。

売上の方程式というものがありまして、

売上=単価✖️客数

これはどの業界にも共通する考え方ですが、僕はこの売上の方程式の客数を細分化してもう一つの要素を付け加えるようにしています。

それが「回数」

なので正しくは

売上=単価✖️客数✖️回数

というような方程式になるわけです。

売上を構成しているのはこれらの要素なのでシンプルにそれぞれを上げる為の具体的な施策を行えば売上は上がるということになります。

僕はこれをスタッフによりわかりやすく考えてもらう為に更にこれらの要素を噛み砕いて伝えるようにしています。

その方が具体的な施策を考えていく際に、もっとシンプルにスゥーっと入ってきやすいからです。

どうゆうことか説明していきます。


1.1 客単価について

まずは普通の人の認識だと、客単価って「平均値」ですよね。

お客様がカットだけの場合だと4000円。カラーとカットする人は8000円。ストレートの人は15000円。

客単価は(4000円+8000円+15000円)÷3=9000円。

これが客単価の考え方ですよね。平均値。

【平均値を上げるにはどうしたら良いか?】

こんなミーティングをしようとしてもスタッフはいまいちピンとこないし、この数字を先頭に落とし込むとあまり良くありません。

当たり前ですが、数字から入りすぎるとお客様のことよりも数字ばかりに意識がむいてしまいガチですからね。

僕の考え方では客単価は平均値ではなく【サービスの価値】です。

どんなサービスの価値を提供するか決めることでこん客単価は変わるものだと思っています。

ですので客単価というものは上げ下げするものではなく、【決めるもの】という考えを持っています。

客単価を決める=提供するサービスの価値を決める

こういうことです。

要はお店が何を売っているのか?

食べ放題のバイキングみたいに品数を売っているのか?

それとも専門店みたいに室を売っているのか?

サービスの提供の仕方は上質なのか?庶民的なのか?

これによって客単価は決まってきます。

なので僕的には客単価って上がったり下がったりするものではなくて、客単価は決めるものだと言う事です。

お店が提供するサービスの価値を明確に決めましょう!


1.2 客数について

客数と聞くと、当たり前ですが、新規客と既存客を合計した客数と言う認識になりますよね。

新規と既存客を増やしていけば客数は当然増えていきますが、新規客と既存客をもっとわかりやすくいきましょう。

新規客というのはわかりやすく言い換えるならば、「興味」です。

つまり自店に興味を持ってくれてる人の数ですね。興味を持つから新規客として来店する訳ですよね。

だから新規客は=「興味があるお客様の人数」と言い換えれる訳です。

では既存客はわかりますか?

既存客はというと「評価」です。

自店を評価してくれたお客様の数ですね。

つまり興味を持って来店してくれたお客様(新規客)が評価して再来して既存客になっていく。

こういう事になります。

つまり客数を増やしていく施策を考える際には「どうすればもっとたくさんの人に興味を持ってもらえるだろう?」と

「どうすればもっとたくさんの人に評価をしてもらえるだろう?」という2つの事を考れば良いという事です。

こう考えるとスタッフもわかりやすくて良いですよね。

興味と評価=客数

という事なんですね。


1.3 回数について

次に回数についてですね。

回数というのは一人のお客様が何回お店に来店されたかという事なので大きく分類すると「客数」=「評価」に入るのですが、

この回数というのは=来店サイクルですね。

来店サイクルを縮める為にはどういう取り組みをすれば良いかという事です。

まずは来店サイクルのパワーをお伝えしますね。

例えば顧客100人いたとして全員が客単価1万円で来店サイクルが4ヶ月だった場合、年間の売上は

年間来店回数が3回の✖️100人の人が✖️1万円払うと言う事になるので=300万円の年間売上が上がります。

ですが、この100人の来店サイクルが3ヶ月周期だった場合はいかがでしょう?

年回4回の来店ですので✖️100人✖️1万円で年間400万の売上が上がりますね。

では来店サイクルが2ヶ月の場合では、

年間6回の来店✖️100人✖️1万円で年間600万の売上がありがります。

このように来店サイクルが1ヶ月でも縮まると客数は同じでも売上に大きな違いがでますよね。

今の時代は美容ブームの頃のように集客がバンバンできる時代ではありません。

この来店サイクルを縮める取り組みがめちゃめちゃ重要なのです。

ではこの来店サイクルはどうやって短縮化させれば良いのか?

ここをしっかり考える事が重要です。

決して自分たち手動ではなく、お客様がもっとここに来たい、早くあの店に行きたいと思われる為にはどうすれば良いのか?

ここを考える事で来店サイクルは早まります。

僕が来店サイクルを縮めるに当たって一番意識している事が「必要性」です。

この必要性を感じていただける事で来店サイクルを短縮化する事が可能になります。

お客様それぞれに合わせて必要性を感じていただく為にはどうすれば良いかを考えてみてください。


2. 売上の正体とは?

ここまでで単価=サービス価値

客数=興味、評価

回数=必要性

と言う事がわかって来ました。

売上の方程式は

単価✖️客数✖️回数=売上

ですが、

サービス価値✖️興味・評価✖️必要性=

何なのか?

ここも理解する必要性があります。

この答えが【サロン価値】なのです。

サロン価値を上げると言う事が売上を上げると言う事になります。

このように一つずつ考えていく事でスタッフが具体的な施策に落とし込みやすいのです。

サロン価値を上げる為に、まずはサービス価値を決める。どのような質のサービスを提供するのかを決める事。

次にそのサービス価値に興味を持ってくれる人を増やしていく。興味を持って来店してくれる人を増やしていく。

興味を持って実際に来店してくれた人に評価してもらって、常連のお客様になっていただく。

そしてそのお客様方に必要性を感じていただく事で、来店頻度も高まっていく。

このループを作っていく事がビジネスです。

売上のメカニズムといはこう言う事です。

売上をあげていくにはここをまずはしっかり理解していく事で、具体的な施策に簡単に落とし込む事ができます。

こう考えるとサロン経営は別に難しい事は何もありません。

是非参考にしていただければと思います。

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