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BDDNEWSレター 2022.8.15 NO.75

◇◆◇人口住宅統計調査◇◆◇

【人口住宅統計調査2022】

 バングラデシュの人口増加率は過去40年間で減速した。専門家らは大規模な家族計画キャンペーンや国の社会経済的進歩のためだとしている。

 2022年人口住宅センサスの速報によると、人口増加率は2011年の1.46%から1.22%に低下した。1981年の第2回国勢調査実施時は2.84%だった。

 27日、ダッカで正式発表された第6回国勢調査(暫定版)によると、人口は国外居住者を除き、1億6515万8616人となった。

 減少について当局者や専門家らは、人口急増を抑制するための政府や非政府組織の努力や貢献によるものだとしている。

 また、とりわけ女性のエンパワーメントや合理的な意思決定、教育レベルの向上が、人口ダイナミズムが正しい方向に向かっている理由だとした。

 「合計特殊出生率の継続的な低下により、人口増加率は徐々に低下しています。大規模な家族計画キャンペーン、避妊具の使用、女性の教育も、人口増加の抑制に重要な役割を果たしました」
 ダッカ大学前人口科学学科長のモハマッド・マイヌル・イスラム教授は述べた。

 だが、これはまだ予備的な報告であり、適切な政策を立案するための最終結果はまもなく発表される。

 人口評議会の国内ディレクターであるウバイドゥール・ロブ博士は、イスラム氏の意見に賛同しながら、避妊具の使用は人口増加率を下げるうえで極めて重要であり、国は増加率がゼロになる人口安定化に向かって徐々に進んでいるとした。

 「出生率は徐々に低下し、死亡率は増加することで、ある時点で成長率はゼロになります。2050年には人口が安定すると予想されます」

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