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BDDNEWSレター 2022.10.15 NO.79

◇◆◇観光バングラデシュ◇◆◇

【観光や製薬産業がEZに投資】

バングラデシュ経済特区庁

 ホテルや製薬工場を建設するため、合計6社が国内の経済特区(EZ)2カ所に4億5713万ドル(657.4億円)を投資する。

 関係者によると、5社がコックスバザール県サブロング観光パーク(STP)で、5713万ドル(82.2億円)かけて、ホテルやモーテル、リゾート施設を建設する。

 一方、ホンゴボンドゥ・シェイク・ムジブ・シルパ・ナゴール(BSMSN) では、ヘルスケア製薬がペニシリン製品生産工場を建設、段階的に4億ドル(575.2億円)相当の投資を行う。

 6社は21日、バングラデシュ経済特区庁(BEZA)で土地リース契約を締結。施設や工場が稼働すれば、合計8千人以上の雇用が見込まれる。

 バングラデシュIfadグループの子会社Ifadモーターズは、サブロングで三ツ星ホテルを建設する。同社の投資提案によると、ホテルは10階建てで370室あり、350人の直接雇用が見込まれる。

 また、DIRDグループの子会社3社が、ホテル、モーテル、リゾート施設、コテージなどの宿泊観光施設を建設する。そのうち2カ所の複合施設は2エーカーに、1カ所は1エーカーの土地に建設する予定だ。それぞれ1729万ドル(24.9億円)、1425万ドル(20.5億円)、667万ドル(9.6億円)の投資を行い、700人近くの雇用が見込まれる。

 DIRDグループは1984年に創業、衣料品や繊維、エンジニアリング、ソフトウェア、農業分野等で事業を展開している。

 STPでホテル建設予定の残り1社は、ダッカの旅行会社東西トラベルズ&ツアーズ。建設費用として272万ドル(3.9億円)を投じる。

 BEZAはコックスバザール県テクナフ郡に、1027エーカーの面積を持つ国内初の専用観光パークを開発した。観光パークは多くの外国人観光客を引き寄せ、バングラデシュの観光産業に弾みをつけると期待されている。

Financial Express Sep 21 2022

【アジア観光フェア開催】

アジア観光フェア記者会見

 国内外の観光客がバングラデシュを旅行・観光することを目的とした第9回アジア観光フェア(ATF)が、9月29日からダッカで開かれる。

 会場は国際コンベンションシティ「ボシュンドラ」で、10月1日まで3日間の開催となる。

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