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BDDNEWSレター 2021.5.15 NO.45

◇◆◇エネルギー◇◆◇

【発電量過去最高に】

発電量過去最高に

 猛暑で高まる需要に応えるため、国内発電所の発電量は過去最高となった。

 電力開発庁(PDB)のサイフル・ハサン・チョードリー局長(広報担当)によると、25日の午後9時頃、発電量は1万3520メガワット(MW)となった。これまでの最高記録は4月15日の1万3380MWだった。

 PDB関係者によると、電力需要及び消費者数の増加により、ここ数日間の発電量は毎日1万3千MW以上だったという。

 アワミ連盟に政権移行した2009年初頭、国内の電力使用者数は1800万人だった。だが3月には3960万人に増加。その後も増え続け、11年間で電力使用者は人口の47%から99%に増加した。

 PDBによると、11年間で128の発電所が設立され、国内の総発電能力は約2万2千MWに達したという。

 この間、1人当たりの発電量は292%増加し、1時間当たり512キロワットとなった。

Financial Express Apr 26 2021

■電気を利用できる人口割合

電気を利用できる人口割合推移

■1人当たりの電力使用量

1人当たりの電力使用量

■資源別電力生産量

資源別電力生産量

■資源別電力消費量

資源別電力消費量


◇◆◇国家予算◇◆◇

【拡大予算を計画】

拡大予算を計画

 新型コロナウイルスパンデミック第2波による経済への壊滅的な影響を反映して、政府は2020-21会計年度(7月~6月)の国内総生産(GDP)成長率予測を6.1%に下方修正した。

 当初は8.2%を目標としていたが、その後、7.4%に引下げられた。

 新たな成長目標は、AHMムスタファ・カマル財務相が議長を務める財政調整会議で決定された。会議には財務省やバングラデシュ銀行、その他関係省庁のトップも出席した。

 出席した関係者によると、来年度のGDP成長率目標は7.2%に設定される可能性があるという。

 「第8次5カ年計画で予測した8%という非常に高い成長率は、非現実的で期待することはできません。しかし、今後2~3年間、全国民への幅広い医療提供や堅調な農業の成長、極貧層及び貧困層への社会的保障を行いながら5~6%の成長率を達成できれば、経済や国民の状況は良くなります」
 エコノミストのビナヤク・セン氏は本紙に述べた。

 政府は次期2021-22年会計年度、GDPの17.3%に相当する6兆248億4千万タカ(7兆9614億円)規模の拡大予算を計画している。

 予算はワクチンの購入及び製造、景気刺激策、貧困層を飢えから守る保健分野が優先される可能性が高い。

 保健省は25日に行われた会議で、ワクチンの輸入と生産のための大幅な予算配分を要求した。

 政府は今年度、保健分野に1千億タカ(1321億円)を割当てたが、このうち、約250億タカ(330億円)をワクチンやその他関連機器に配分した。また、新たな景気刺激策に基づき、100億タカ(132億円)を貧困層350万人への現金支援とした。

 セン氏は、次期予算は都市部では公衆衛生と社会保障の確保を、農村部貧困層に対しては農業成長を最良のセーフティネットとして重視すべきだとした。

 「公衆衛生の領域ではワクチン生産について真剣に検討し、ワクチンの多様化を奨励すべきです。また、バングラデシュは高リスク、高密度の国のため、衛生と感染症の研究開発にもっと予算を配分すべきです。さらに、新型コロナ感染者の60%はダッカ、20%はチャトグラムであることから、都市の一次医療インフラネットワークを区レベルで拡大すべきです」

 政府は現20-21会計年度予算を、当初の5兆6800億タカ(7.5兆円)から、5兆4028億6千万タカ(7.13兆円)に下方修正した。

 セン氏によると、来年度予算は拡大的な財政・金融政策を採用する可能性があるという。だが、会計年度の当初8カ月間でADP(年次開発予算)配分の20%しか使うことができなかった保健省の実施能力のなさに見られるように、各省庁の能力が制約となっているとした。

The Daily Star Apr 26 2021

【予算6月3日に国会提出】

予算6月3日に国会提出

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