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BDDNEWSレター 2022.10.1 NO.78

◇◆◇学生・若者・人材◇◆◇

【点字のベンガル語変換ソフト】

 ダッカ大学情報技術研究所(IIT)のムハンマド・ショヤイブ教授の研究チーム6人は、点字テキストをベンガル語に変換するソフトウェアを開発した。このソフトを使えば視覚障碍のある学生も恩恵を受けられる。

 31日、アブドゥル・モティン・チョードリー教授のバーチャル教室に副学長のMdアクタルッザマン教授が主賓として参加、このソフトを立ちあげた。

 視覚障碍者はソフトを使うことで、仲介者の助けを借りず、自分のオリジナル作品や物語、詩を直接読者に広めることができるようになる。

 ダッカ大学では現在約70名の視覚障碍者が学んでいる。

The Daily Star Sep 1 2022

【すべての若者に成功を】

デバプリヤ・バッタチャリャ代表

 多くの若者が機会不足で取り残されており、不平等が存在する。1日、バングラデシュSDGs市民プラットフォームのデバプリヤ・バッタチャリャ代表は述べた。

 「私たちは若者を誇りに思っていますが、このコミュニティには平等が存在しません。機会を得た人も大勢いますが、多くは機会を得られませんでした。取り残された人たちに手を差し伸べなければなりません」

 バングラデシュ・クリシビド(Krishibid)機関で開かれた若者とSDGに関する会議で発言した。

 バッタチャリャ氏は、若者の多くは教育を受けておらず、仕事もなく、いかなる種類の訓練も受けていないとし、ほとんどの場合、人々は教育を受けた人たち、つまり英語を話し、コンピュータを使いこなし、ネクタイとコートに身を包んだ人たちだけを若者コミュニティとして認識していると述べた。

 「レンガを割る仕事をしている人、衣料品工場で働く人、農業に従事する人たちは、このコミュニティから排除されています。しかし、彼らもまた若者の一部であり、バングラデシュ市民なのです」

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