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BDDNEWSレター 2023.6.15 NO.95

◇◆◇次期会計年度国家予算◇◆◇

 6月1日、ムスタファ・カマル財務相が閣僚承認を受けた次期2023-24会計年度(2023年7月1日ー2024年6月30日)国家予算を国会に提出した。

【財務相7.62兆タカの予算提示】

 AHMムスタファ・カマル財務相は6月1日午後3時、2023-24会計年度(FY24)の国家予算、7兆6200億タカ(9兆8634億円)を国民議会に提出した。

 7兆6200億タカという記録的な支出は、現会計年度(FY23)の当初予算6兆7800億タカ(8兆7761億円)より12%以上増加している。

 FY24予算は、4兆7500億タカ(6兆1485億円)が経常支出または運営支出に、残りは開発およびその他支出に割り当てられる。

 内閣はシェイク・ハシナ首相が議長を務めた提出前の特別会議で、FY24国家予算案を承認した。

 FY24予算はバングラデシュにとって52回目の、アワミ連盟政府では24回目の予算策定となる。

 財務省のプレスリリースは、「来年度(FY24)予算はスマート・バングラデシュ構築に向けた最初の予算となる」とした。

 また、予算では健康、農業、食料生産が優先されると補足した。この分野には年間を通じてさまざまなプログラムが実施され、社会的セーフティネットの対象範囲が拡大される。

 FY23の11カ月終了時点(5月末日)のバングラデシュの平均インフレ率は8.04%で、政府目標の5.6%を大きく上回る。だが、次期FY24のインフレ率目標はわずか6.5%とされた。

  専門家らはインフレ目標はFY23と同じようには達成できないと予測している。

Financial Express Jun 1 2023

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