
BDDNEWSレター 2023.2.15 NO.87
◇◆◇最新統計データ◇◆◇
【GDP成長率7.10% 所得2793㌦】

2月5日に発表されたバングラデシュ統計局 (BBS) の最新データによると、昨会計年度 (FY22) の国内総生産 (GDP) 成長率は、コロナパンデミックやロシアーウクライナ戦争ショックがありながら7.10%に達した。
FY19は7.88%、FY20は3.45%、FY21は6.94%だった。
また、FY22の国民1人当たりの所得は、FY21の2591ドル(34万3279円)から2793ドル(37万42円)へ増加。FY19は2209ドル(29万2668円)、FY20は2326ドル(30万8169円)だった。
MAマンナン計画相は、GDP成長率は、現在の世界的な状況を考慮すると「傑出している」とし、非常に良好だと述べた。
「現在の世界状況の中でこの数字を見ても私は驚きませんでした。このようなパフォーマンスの背後には、内部の力が適切な役割を果たしているのです」
また、国内外の力強い労働力が経済に強固な基盤を与えているとし、開発パートナーによる下方予測にもかかわらず、現会計年度(FY23)および次期会計年度(FY24)のGDP成長率が現在の勢いを維持し続けることを期待すると述べた。
BBSの最新データによると、FY22のバングラデシュの実質価格でのGDP規模は、FY21の28兆3394億4400万タカ(35兆1974億円)から30兆3514億9600万タカ(37兆6964億円)へ増加した。
GDPの部門別シェアを分析すると、サービス部門が依然として51.48%と最大で、次いで工業部門が36.92%、農業部門が11.61%だった。
一方、GDPの部門別成長率では、工業部門が9.86%と最も高い成長率を示し、サービス部門は6.26%、農業部門は3.05%だった。
BBSの最新データは、FY22のGDPに対する投資比率が、FY21の31.02%から32.05%へ増加したことも明らかにした。 このうち、民間投資比率は24.52%へ、公共投資比率は7.53%へ増加した。
Financial Express Feb 6 2023
■国民1人当たりの所得推移
単位:ドル

【人口は1億6980万人】
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