見出し画像

「首の痛み」と脳の誤作動記憶

本日の症例は、首の痛みで来院されたメンテナンス患者さんです!
もう何年も定期的にメンテナンス通院している方なので、施術にも慣れていますし、理解もあるので効果も高いです。

私の願いは、最初は症状に困って来院するが、改善したらやりたかったことにチャレンジして行くために、症状に関係なくメンテナンスをし続けて欲しいと思っています。
症状が治ってもチャレンジしない人もいます。
その多くが、また痛くなったら嫌だから、恐いからです。
未来は正確に予想できませんので、自分の体は自分で責任を持ちメンテナンスして欲しいなと思っています。

症状

首を動かす動作全般に痛みがある。
肩腰も疲労感がある。

検査

左中殿筋、骨盤左回旋、左右肩甲帯、頚部回旋、屈曲に誤作動反応

施術

まず初めに、アクティベータメソッド(カイロプラクティック)で神経系の調整をしました。
その後に、頚部の筋肉の誤作動反応に対し認知調整法を行いました。
*認知調整法はPCRT(心身条件反射療法)の調整法です。

陽性キーワード:意欲、仕事、特定の人との人間関係
「仕事関係で関わる特定の人との関係で頑張っている」思いの記憶が誤作動しているようでした。
思い当たることをイメージしてもらうと、
「その人にいつも気を遣うことを頑張っている」とイメージされました。
そこで陽性反応を示していました。
「さらに」と検査を進めると、そのイメージの背後にある自己ルールが反応していました。
「その人にしかできない仕事だから気を遣う」
「苦手」
「そこまで言わなくてもいいでしょ!」
仕事上で、色々余計なことを言われるようだが「そこまで言うべきでない」とクライアント自身にはルールがあったようです。

そこまで言うべきではないという思いのある相手に、仕事上その人にしかできない仕事があるから苦手だけどいつも気を遣って頑張っている

このような思いの記憶が誤作動し、身体の誤作動と関係していました。
調整後は、すごいスッキリしたと喜ばれていました。

ポイント

スッキリするポイントは納得感です。
納得感があると誤作動のエネルギーブロックは健全になりやすいです。
今回の場合でしたら、相手が余計なこと言わなければいいんじゃん!と思う人もいるかもしれませんが、原因を相手にしてしまうと治るものも治りにくくなってしまいます。
自分の中の思い、自己ルールを認識してエネルギーバランスを健全にしていくことが重要です。
今回であれば、気を遣うことに頑張っている、そこまで言うべきでないという自己ルールがあることを認識することが大切でした。
また元気になって仕事ができることでしょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?