暇なのでゴミ箱のようなブログ始めました。

ウィース。どうもしめでーす。

自己紹介します。

山形育ち新潟県在住のたかはしです。

大学に通っている21歳の陰キャです。

大学では、陽キャにこき使われながら教授のパワハラに耐える日々です。

自己紹介はこの辺にしといて、最近あった面白い話でもしようと思います。

中学二年の暑い夏だった・・・
俺は体育が終わると教室までダッシュしてミッションに取り掛かった


まだ男子も女子も帰ってこない。
俺はカバンから用意してきた手紙を取り出す


当時俺には気になる女の子がいたんだ。
前日に俺はラブレターを書いた。

このラブレターがリアルに気持ち悪い。
今日はそれをカミングアウトしようと思う

二つ折りにした青い便箋の中には真っ赤な文字でこう書いた。

こんにちは
初めまして。僕はこの学校に古くから住んでいる幽霊です。
ずっと君を見ていました。君はすごく可愛いね・・・。
これからもずっと見ています・・・
                 放課後のジョーカーより


そして、手紙の表にはジョーカーのトランプを貼り付けたんだ

それを彼女の机の上においた
そしてトイレに行き、何食わぬ顔で教室に帰ってくる皆と合流。
彼女の反応を待った。

女子は別の場所で着替えてから帰ってくるため、俺は男子数人とウンコの話をしながらそれを待った。
一人、また一人と女子が帰ってくる。

俺はニヤニヤして待っていた

そして・・・彼女は帰ってきた。数人の友達と一緒に。

さあ気づけ!そして赤面して非日常に巻き込まれたヒロインのような顔をしろ!!
そう思っていた。


しかし先に手紙に気づいたのは友達の一人だった。


「あれ?何か置いてあるよ?手紙?」
「なにこれwwwトランプ張ってあるよ??wwしかもポケモンのトランプwww」

すぐに女子数人が騒ぎ始める。そして大声で


「こんにちはwwwww
初めまして。僕は??この学校に古くから住んでいる幽霊ですwwwww
ずっと君を見ていましたwwくはwwwwwww君はすごく可愛いね・・っぷww
これからもずっと見ています・・・だってよwwwwwwwぎゃははは 」

??俺は何で笑ってるのかよくわからなかった。

だって放課後のジョーカーって書いてるだろ。あきらかに不思議だろ?
このクラスのものじゃない誰かが書いたんだ。幽霊だぞ?
なぜ笑うんだ??

俺にはわからなかった。
ジャンプばっかり読んでたから

だが俺は信じた。俺の好きなあの子は、きっと赤面してる。
なぜなら内容はどうあれこれは

そう・・・ラブレターだから。

しかも不思議がいっぱいのな!!
こんな涼宮ハルヒ的な思考で俺は期待しつつ彼女の方を見た。


「ヤダー・・・キモイわー・・・」

俺はショックだった。
だってジョーカーだぞ?カッコいいじゃねぇか。

今でも少しはカッコイイと思ってる。俺は俺を信じてる。
だが彼女はそれをキモイと言ったのは事実だった。
そして女子は犯人の予想を始めたのだった。

「ねぇねぇ男子!このクラスで一番早く教室に帰ってきたのだれよwww」
「ええ?コバヤシじゃね?」

コバヤシとは少し背の高いイケメンだった。

「ええ?ねぇねぇコバヤシだってよ?なら良かったじゃんよwww」

え?どういうこと?

コバヤシなら良かったってことは何?
コバヤシのことすきなの?ねぇ。

それは今も分からないが、コバヤシ本人が
「俺一番だったけど武田も一緒だったからアリバイある」


と言った瞬間、彼女はすこしガッカリしていた

そして、今日の「そのとき」はここでやってきます。

その時、歴史は動いた。

「ねぇねぇ、そういえば○○(俺の名前)体育終わった後ダッシュしてなかった?」

「え・・・?」二秒ほど固まった。
「なに言ってんのさwwお前らさっきまで俺とウンコの話で盛り上がってたじゃんか」

何やら女子がひそひそしている。
「うわ・・・きも・・・」
「喋り方がキモイ」
「ウンコの話とか・・・」

なぁオイ、どういうことだ?コバヤシならキモくないのに俺ならキモイの?
そしてある宛先である彼女のある一言が、俺を突き落とした。

「う~ん、でも○○君と私喋ったことないからなぁ・・・こういうイタズラはしないよきっと。」

そうだった。
確かに俺は彼女と喋ったことはなかった。

だけど小学校一緒だったし、登校途中や授業中たまに目が合うし
給食の配膳途中とかでも親切だし、どこかでお互いに

「魂は繋がってる。前世では深い関係が」

とか思ってる設定だった。
少なくとも俺はリアルにそう思ってたんだ。


そして・・・
「俺たち確かにお前とウンコの話してたけどさ、その前はお前どこにいたかしらねぇぞ?」

ウンコ友達が裏切った。
そして、その中の一人エンドウは密かに彼女に想いを寄せていた。
エンドウは切手あつめを趣味としている根の暗いやつだ。
ちなみに家にテレビはなく、いつか遊びに行ったとき

「ねぇ・・・お江戸でござるのラジオ聞く?」

と聞いてきた。「え、今やってるの?」と聞いたら
「カセットに録音してあるんだよ・・・ふふ」
とか応えた危ない野郎だ。

そいつが驚くべき行動に出た。
「災難だったね△△(彼女)さん・・・。僕ならそんなひどいこと・・・しないよ」


こいつも彼女とは喋ったことないはずなんだが、勇気を出して話しかけていた

ここで俺はいいことを考えた。
ここまできたら仕方がない。

全ての罪をエンドウに着せてしまおうというものだ。

次の日、俺は朝誰よりも早く登校し花壇からパンジーの花を抜いて彼女の机に置いた。

「エンドウ=ジョーカー」という置手紙とともに

さすがにクラス全員が引いていた。
そして彼女はあまりの気持ち悪さに泣いていた。

エンドウも泣いていた。

当然エンドウは弁解した。

「僕じゃないよ。昨日の今日でこんなことしないよ」

しかし、もともと女子から気持ち悪がられていたエンドウは、女子にますます嫌われてしまった。
俺は、といえばエンドウとセットにされるのがイヤでひどい行動に出てしまったのだった。

その放課後、俺は一つの作戦に出た。
当初の目的が失われている。
このままではエンドウ事件として終わってしまう。

キモイのはいい、しかしあれがエンドウの仕業と思われるのは・・・

特に彼女に思われたままなのはイヤだ。
俺の自己顕示欲が火を噴いたのだ。

放課後、学校には吹奏楽部のラッパ音が響いている。
「うむ、ユーフォニウム(←どんな楽器か知らない)の音色が俺の心を潤す」
そんな独り言をつぶやきながら、今度は彼女の机の上ではなく中に手紙を入れる。

内容は以下のとおり

こんにちは。いや、こんばんはかな?レディ。
昨日は君が皆に手紙を見せびらかすから、エンドー君にはスケープゴートになってもらったよ。
あんな醜い男は本当の僕じゃない。
僕はもっと美しい人間だ・・・。
ちなみにエンドーと書いたのは、僕がイギリス人の幽霊だからで、漢字が苦手なんだ。
「薔薇」は書けるけどね。
ふふ、面白いだろ?
とにかく、この手紙は秘密にすることだ。
君と僕の秘密だ。いいね?

おりこうさんだよレディ。歌をおくろう

      夕暮れが目にまぶしいね
          このまがまがしい赤さは
                僕に前世の自殺の記憶をよみがえらせる
                    
                         放課後のジョーカー

次の日、なぜか担任がクラス会議を開いた。

俺は当然、彼女の手紙にこう書いた。
「約束は守るよ。俺は君を迎えに行く。今度はジョーカーじゃない、○○として。」

そして俺は去年成人式を行った。
そんな手紙がくるなんてことはすっかり忘れていた

そして、ある日電話がなった。
ウンコ友達だった。


「よぉ久しぶり!連絡網なんだけどさ、俺たち手紙書いたじゃん?
 あれを持って成人式後に同窓会集合だってよ!

そして成人式の日がやってきた。

式には懐かしい顔ぶれが。

彼女がこないことを祈ったが駄目だった。

振袖できていた。


そして結婚していた。コバヤシと。

ということで話は以上なんですけど全部2chのコピペなのでよろしくお願いします。あざした。バーイ、センキュウ。



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