【VRC関連翻訳】自分の椅子に座れるようにして、に関する運営回答

自分のアバターについた椅子に座れるようにしてほしい」という要望に関するTupperさんの公式回答を翻訳します。相変わらずの非公式翻訳ですので、誤訳などの場合があるかもしれませんのでご了承ください。


2019.3.2p1に、この挙動を可能にしたバグが修正されました。

こういうのができなくなるのがあまり気持ちのいいものではないのは分かります。こうしてパッチしてる私たちも同じ気持ちです。創作を可能にして、ユーザーたちにいろいろと面白いことができるようにしたいが、ワールド、アバター製作者がそれぞれ自分の作品のコントロールを失わないようにしなければなりません。また、私たちがちゃんと今後サポートし、一見無関係なパッチで壊れないように導入したい。今回はバグがいろいろと予想しなかった面白い活用法につながったが、今後サポートできるような体制にするだけの時間はまだ確保できていないのでサポートできません。

「表現を可能にすること」が私たちにとっては最も大事なことの一つではあるが、他のクリエイターに問題を起こさないようにしなければなりません。特に、この手法ではワールド製作者が制御できないせいで、ゲーム、体験、その他コンテンツを作るとき壁抜けを顧慮しなければならなくなってしまいます。その他にも安全面、セキュリティ面にも問題があります。この移動方は「予想しなかった面白いこと」ではあるが、他のクリエイターの頼っていいはずの仕様が変わってしまうことが良くないと見ています。ワールド製作者は必ず、絶対に、プレイヤーの移動方法を制御できなければなりません。

今後、様々なカスタム移動方法(このバグが可能にしたような移動方も含む)ができるような機能を含む、様々なアバター機能を作っていますが、もう少しまってほしいです。待ってほしいと言われていることが多すぎて、自分が欲しい機能を待つのが辛いのは分かります。こういうシステムでコミュニティーが新しい使いかたを生み出せるようにしつつも、ワールド製作者のコントロールを奪えずに、なおかつ今後サポートできる体制を作るのに時間がかかりますし、進行中のプロジェクトが多い。ご理解いただければ幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?