Web3.0とは?|インターネットの新しい未来・使い方を知ろう
あなたのことをすべて理解するインターネットを想像してみてください。
私たちは今、ウェブの進化における新たな転換点にいます。
これをWeb 3.0と呼びます。Web 3.0は私たちの生活をどのように変えるのでしょうか?
Web3.0とは?
・人間の思いや考えがわかるインターネット
・あらゆるモノがネットワークでつながる
・何にも縛られないブロックチェーン技術
・高速・自動処理を可能にするAI(人工知能)
なぜWeb3.0なのか?
個人が主役となることで、より公平なインターネットを実現します。
巨大な中央集権である企業がデータを所有し、そこから利益を得るという搾取的で不公平なウェブを凌駕します。
Web1.0〜Web3.0
Web1.0とは?
くわしく
スタティック・ウェブ(静的ウェブ)とも呼ばれ、1990年代に登場した信頼性の高いインターネットでした。
しかし限られた情報へのアクセスしかできず、ユーザー同士の相互もほとんどありませんでした。
また、Web 1.0にはインターネットページを選別するアルゴリズムがなかったため、ユーザーが関連情報を見つけるのはとても困難でした。
簡単に言えば、ウェブ1.0は一方通行の高速道路のようなもの。コンテンツの作成は一部の人が行い、情報は主にディレクトリから得ていました。
※ ディレクトリの例
ヤフーのスタッフが各ジャンルにウェブサイトを登録し、ユーザーが検索するとその登録結果が出てくるというもの。
Web2.0とは?
くわしく
Web2.0ではJavascript・HTML5・CSS3などのウェブ技術の進歩により、インターネットをより相互に作用することができます。
YouTube・Facebook・Wikipediaなどのウェブプラットフォームを構築可能にしました。
データをさまざまなプラットフォームやアプリケーション間で分散・共有できるようになり、ソーシャルネットワークとユーザー自身によるコンテンツ制作の両方が盛んになる道が開かれました。
Web3.0とは?
くわしく
Web 1.0〜2.0の初期開発者の一人であるJeffrey Zeldmanは、2006年にWeb 3.0を支持するブログ記事をすでに書いていました。
Web 3.0の2つの基礎は、セマンティック・ウェブとAI(人工知能)です。
データが分散型で相互に接続され、ユーザーや機械がデータと対話できるようになります。
ユーザーを支援するAIシステムの力によってインターネットをより高知能に、または人間に近い知能で情報を処理するようになります。
Webの生みの親ティム・バーナーズ=リー氏は、システム・人・家庭用機器は自動的にインターフェースすると述べていました。
そのためコンテンツの作成や意思決定のプロセスには、人間と機械の両方が関与することになります。
Web3.0の具体例
Web 3.0の技術を利用したアプリケーションの例をあげます。
Siri
あらゆる答えを知るための方法です。
すばやく情報をチェックしたり計算をしたり、あなたのアシスタントをしてくれます。
Wolfram Alpha
どんな難しい計算や質問にも答えてくれます。
画期的なテクノロジーと知識を使ってあなたをサポートします。
暗号通貨、ブロックチェーン
Web 3.0はブロックチェーンや暗号通貨の基礎となる分散型プロトコルによって運営されるため、これら技術の間に強い融合と共生の関係が生まれることが予想されます。
これらの技術には相互性があり、シームレスに統合され、スマートコントラクトによって自動化されます。
現在のDeFiプロトコルは、氷山の一角に過ぎません。
Web3.0|まとめ
新しいインターネットの世界では、より個人にカスタマイズされた体験が生み出されます。
掃除機や冷蔵庫などの家電製品から交通機関まで、すべてはオンラインでつながり、ブロックチェーンやデジタル資産などの新しいデジタル領域が発展します。
21世紀の新しいテクノロジーは無数の「奇跡」を生み出すことになるでしょう。
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