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美容師の友だちに髪を暗くしてもらった。いい加減黒髪にしないとって思いながらずるずる4月の半ばまで来ちゃった。美容師の友だちは、大学1年の時にバイトしてた懐石料理店の同期。本当は去年から上京して美容師として頑張ってたけどタイミングが合わずやっとお世話になる。銀座に来ると1年くらい前のバレンタインバイトを思い出す。来る前にスタバのおつかい頼まれたから何がいいの?メロンか?って聞いたらアフォガートって言われてなんじゃそれと思った。エスプレッソアフォガートやって言われて完全にホットをイメージしてたらフラペチーノとしてメニューに存在してて意外だった。こんなんあったんや。美容院に来るの半年ぶりとか、固定の美容院が無いって話したらそんなんやめてよって言われた。そんなんやと髪の毛に何されてるか分からんらしい。怖いこと言わんといてや。就活やから暗くしたいって言ったらいい感じのブルーブラックにしてくれた。どうせ暗い方が好きやろうし濃いめにカラー剤作ったでって言われてちゃんと正解で凄かった。どうせ落ちんねんとか言いながら染めてくれたのおもしろかった。カラーだけなのに喋り倒してたから1時間半くらい居たと思う。美容院でこんなに気を張らなかったのは初めて。友だちってデカイな。友だちはゴリゴリの大阪人なので上京したての頃は戸惑うことも多いみたいだったけれど、接客してる時は標準語なのか聞いたらそうやでって言ってて成長を感じた。「でもこっちの人って行きしなとか帰りしなとか言わんらしい」「そらそうやろ」「そうなん!?」っていう会話をして、当たり前のようにそらそうやろって返してる自分もしっかり染まってるなって思う。「今日お客さんのお母さんが店まで迎えに来て『いいわね〜可愛くなったわね〜』とか言ってて引いた」って言っててウケた。確かに大阪のオカンはそんなん言わへん。文句しか言わへん。何が変わったん?とかしか言うてくれへんな。そのまま仕事終えてくれて一緒にご飯に行った。銀座ってなんか丁度いい飲食店とかあるのか聞いたらよく行く定食屋さんがあるらしくて連れてってくれた。美味しかった。楽しかったからせめて2ヶ月に1回は来てねって言われた。家に帰っても甘い匂いが自分から漂って、美容院に行った実感が湧く。自分でスタイリング剤をつけても絶対に生み出せない香り方。付け方の問題なのかな。就活終わったら元バイト先にご飯行く約束した。ほんとうにバイトはキツかったけど食べに行く分にはめっちゃ良いのでよく行ってる。就活いつ終われるかな〜。はあ。

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